ローレンス・レッシグ、米大統領選に立候補...するかも

おそらく最も有名なサイバー法学者であるローレンス・レッシグ。レッシグは、クリエイティブ・コモンズによって著作権のあり方をよりオープンな形に変容させてきました。

今回、そんな彼が米大統領選への出馬を検討しているようなのです。

もちろん、立候補までの道のりは簡単ではありません。レッシグは民主党への立候補を考えているそうなのですが、そのためにはいくつもの条件をクリアしないといけないのです。ただ幸いなことに、彼のTEDトークでの人気が最初の関門を簡単にクリアさせてくれるでしょう。

ワシントン・ポストのフィリップ・ラッカー記者はこう綴っています。

民主党全国委員会は、10月13日にネバダ州で始まるディベートへ参加するために、世論調査で1パーセント以上の支持を獲得することを条件として設けています。

レッシグはこれには自信があるようで、

「少なくとも1パーセントのアメリカ人は僕のTEDトークを観てくれたと思います。」

と言っていました。

レッシグはアメリカ政府の腐敗に歯止めをかけることに関心があり、上限なく献金を集めるスーパーPAC(特別政治活動委員会)に反対するキャンペーンの主導なども行なってきました。そして現在は、特にアメリカ市民の投票率を上げることに注力しています。また、ビッグデータを使った投票者登録の自動化を可能にしたいとのこと。

ラッカー記者はこう続けます。

レッシグのキャンペーンの唯一の焦点はThe Citizen Equality Actを実行することなんです。The Citizen Equality Actは、登録の自動化による投票の自由を保証し、あらゆる汚職を終わらせるために考案されたパッケージです。

レッシグは言います。

「このパッケージにこだわっているからといって、他の問題が重要でないと言っているわけではありません。気候変動から負債まですべてが重要な問題です。ただ、すべての問題はここに結びついているのです。

また、レッシグはレイバー・デー(9月の第1月曜日)までに100万ドル(約1億2400万円)の資金を調達することを宣言しており、もし目標金額を集めることができなかった場合はすべて返済して立候補もあきらめるそうです。

…さて、どうなるのでしょうか。もしレッシグが当選したらなかなか革新的なことですよね。目が離せません。

source: Washington Post

Annalee Newitz - Gizmodo US [原文]

(阿部慶次郎)