マッハ4.5は伊達じゃない! 東京からパリまで3時間で行けるエアバス旅客機

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国内旅行並の移動時間でヨーロッパに行ける…だと?

エアバスがマッハ4.5の速度で飛ぶ超音速旅客機の特許を取りました。普通なら東京からパリまで12時間かかるところを3時間以下で行けるというのですから、とんでもない速度ですよね。

離陸の際は、まずターボジェットエンジンを使います。速度がマッハ1になったらロケットモーターで一気に上空へと急上昇。十分高度を上げたところで、ミサイルでも使われているラムジェットエンジンに切り替え、目的地までひとっ飛び。着陸の時は、またターボエンジンに切り替えます。

このように3種類のエンジンを使い分けているのは、ソニックブーム(衝撃波による轟音)が散々非難されて商業的に失敗したコンコルドの二の舞になるのを防ぐためだそうです。

1970年代、マッハ2の速度で飛ぶことができたコンコルドは大きな話題を呼びました。ところが、「うるさくて迷惑だ」と、あちこちの空港でボイコットされた挙げ句、「海の上だけで飛んでね。燃費悪いし途中で給油できないから太平洋は越せないだろうけど」と言われる始末。2000年の墜落事故をきっかけに、2003年には引退する羽目になりました。

ですが、これで音速旅客機がまた実用化されそうですね。エアバスは今後も開発を進めて、マッハ6まで上げるとコメントしています。先日ANAがエアバスに機材発注を約束したというニュースもありましたから、近々日本からの海外旅行が劇的に便利になる可能性も高そうです。

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source: The Guardian

(高橋ミレイ)