クライスラー車のハッキング実験をした2人、Uberに転職する

クライスラー車のハッキング実験をした2人、Uberに転職する 1

ハッキング対策はハッカーに。

セキュリティ研究者のCharlie MillerさんとChris Valasekさんが7月に行った、クライスラー車ハッキングの実験は、世界中から注目されました。乗っている自動車がコントロール不能になり、遠くからハンドルを乗っ取って操作されてしまう様子は恐ろしいものでした。結局クライスラーは、それがきっかけで140万台もの自社製品をリコールする羽目になります。

当時、Millerさんはツイッター、Valasekさんはセキュリティ企業IOActiveで働いていました。ですが、先日そのハッキングの腕を買われてUberの先端テクノロジーセンターに転職することになったそうです。自動車のハッキング対策は、それを実行できた人にしてもらうのが一番ですもんね。攻撃者がどんな視点でセキュリティの穴を探すかも、ふつうの人よりずっと分かるはずです。

今年初めにUberは、自動運転車と地図システムの開発のために、カーネギーメロン大学と協働でピッツバーグに研究開発センターを設立しました。特に自動運転車の開発に力を入れていくそうです。自動車のシステムハッキングは他社のも指摘されていましたし、まして自動運転車がハッキングされたらシャレになりません。そんな背景もありますから、これはぜひMillerさんにValasekさんに活躍していただきたいところです。

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source: Bloomberg

(高橋ミレイ)