打倒グーグル? アップルがAIの専門家を大量に採用

2015.09.08 19:01
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ついにアップルも!

AI(人工知能)の分野のひとつ、ディープラーニング(深層学習)の研究開発は、これまでグーグルが業界をリードしてきました。この夏には、あの悪夢映像を生成する「Deep Dream」や、よりリアルな視覚を動画で再現する「Deep Stereo」など、ニューラルネットワークを使った研究成果が話題を呼びましたよね。

アップルはといえば、他の巨大企業と比べるとAI分野では少しばかり後れを取っているように見えました。でもここへきて、AIの専門家を少なくとも86人採用することが明らかになったんです。

アップルがAIに本腰を入れる狙いは、AIでiPhoneユーザーの潜在的なニーズを解析しながら情報を通知すること。まさにグーグルがやってきたようなことですが、Androidに対抗して、iOSでもそういったサービスを充実させるためだとか。

ですが、アップルの場合は、これまで守り続けてきたユーザーのプライバシーという、大きな壁もあります。AIのディープラーニングの精度を上げるには、ユーザーの行動をトラッキングして手に入れたビッグデータを、クラウド上で処理する仕組みがどうしても必要だからです。でも、アップルはiPhoneから取得したデータをクラウドに上げることはしてきませんでした。

これをしてしまうと、プライバシーの保護というアップルの価値が損なわれてしまうかもしれません。ユーザーにとって、これは大きな安心材料になっていましたから。かといって、このままだとAIの開発やサービス化は遅れを取りっぱなし...。これ、結構なジレンマですよね。

とはいっても、そこはアップル。すでに学会からは、AI関連の研究機関との連携を強化しているという指摘もありますし、なにかしら勝算があるのでしょう。もしも、ユーザーのプライバシーを安全に守りながら、グーグルに対抗する方法を見いだせれば、一気に形勢逆転!となるかもしれませんよ。


ギズモードは、9月10日午前2時からアップルの新製品発表会の情報をリアルタイムで更新します。iPhone 6sや新型iPad、新型Apple TVなどが発表されるかも。リアルタイム更新はこちらのページ当日は一緒に楽しみましょう!


Image by pogonici / shutterstock
source: Reuters

(高橋ミレイ)

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