ティム・クックCEOも感動? Apple Watchが少年の命を救ったおはなし

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とりあえずメディカルIDを入力しようかな。

Apple Watchの心拍数機能ってあまり使わないなぁ...と思っている人多いのではないでしょうか? シリアスランナーのように心拍数を意識して運動するようなことをしない限りには、確かにあまり活用する場面が多くないかもしれません。でも心拍数を計れる機械が手元にあるということが、時に命すらも救ってくれるかも知れないのです。ポール・ハウルくんのように。

ポール・ハウルくんはマサチューセッツ州に住む、フットボールを愛する普通の高校生です。ある日、彼はいつものようにフットボール部の練習を終えたあと、深く呼吸をすると胸と背中に激しい痛みを感じることに気づきました。

気になった彼は、練習後2時間してApple Watchで心拍数を計ると145。トップランナーがマラソン中の心拍数が平均150という数字と比べれば、これ意味するところは明らかです。そしてその事実に気づいた彼は、急いで病院へ向かうと「横紋筋融解症(おうもうきんゆうかいしょう)」という診断を受けました。

横紋筋融解症は重度の熱中症や脱水などが原因でも発症し、最悪の場合死にいたる深刻な症状です。病院に着いた時点ですでに腎臓・心臓・肺に異常がみられたので、あと数時間遅ければどうなっていたか分からなかったかもしれません。

ポール・ハウルくんも「Apple Watchがぼくの心拍数が145と教えてくれなかったら、何もしなかったかもしれない」とApple Watchのおかげで一命を取りとめたと語っています。

iOS8より搭載された「ヘルスケア」のようにApple WatchやiPhoneは今やただのガジェットではなく、「常に持ち歩くもの」で「命を助けるもの」にすらなり得るわけなんです。健康ってどうしても軽視してしまいがちですが、少なくともこの話を聞いた後にiPhoneのメディカルIDくらいは入れてみてはいかがでしょうかね。

ちなみにポール・ハウルくんのお話はニュースでも取り上げられ、それを聞きつけたティム・クックCEOから最新のiPhoneとアップルでのインターンシップのオファーが彼の元には届いたそうです。「テクノロジーが命を助けてくれた」という経験は何にも代え難いでしょうからね。

source: 9to5 Mac via WCVB

(小山和之)