容量不足とサヨナラ…まるでChromebookな新スマホ「Robin」

2015.09.04 09:45
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もうストレージ容量は少なくてもオッケー!

スマートフォンを使っていると、いつのまにか悩まされるようになるのは、ストレージの空き容量不足問題でしょう。写真や動画を撮って、音楽や映画をダウンロードして、いろいろアプリをインストールすると、最初は大容量のストレージスペースも一気に尽きてしまいます。そして、どれを消そうかと悩みながらの悪夢の毎日がやってくるのです~。

ところが、このほどNextbitが発表した「Robin」は、たとえスマートフォン本体のストレージ容量はわずかでも、ずっと快適に使い続けられる仕組みを備えていますよ。来年1月に399ドルで発売予定ですが、10月1日までKickstarterのクラウドファンディングにて、早期購入予約を受け付けています。すでに299ドルで買える初期予約分は完売済み。現在は349ドル(約4万2000円)にて予約が可能で、日本からも購入できるようになっています。


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キュートでポップなミントカラーと、シックなブラックのミッドナイトカラーの2色モデルが用意されるRobinは、クアルコムのSnapdragon 808プロセッサーに3GBのRAMを装備。5.2インチサイズのフルHDディスプレイや13メガピクセルの背面カメラ、5メガピクセルのフロントカメラ、NFCチップまで搭載する、なかなか高性能なモデルに仕上がっています。このスペックのSIMロックフリーなAndroidスマートフォンが、日本円にして4万円台で手に入るだけでも、すでに十分お得なように感じますけど……。

実はRobinの最大の特徴は、バックパネルのクラウドマークと、その下に点滅する4つのLEDインジケーターにあります。なんとRobinは、常にユーザーの利用状況を解析し、あまり使われていないファイルやアプリは、同社が購入者のために無料で用意した100GBクラウドストレージ自動アップロード。コンセントにつないで充電し、Wi-Fiネットワークにつながっているときだけ、この自動で空き容量を増やす作業がバックグランドで実施され、インジケーターの点滅でアップロードを知らせるという仕組みですよ。

現在でもスマートフォン本体の空き容量が減ってきたら、自分で大切なファイルはPCなどへマニュアル作業バックアップするといった対策を行なっているユーザーは多いでしょう。でも、そうなると外部へ移動されてしまったファイルは、スマートフォン本体から消えてしまいますよね。

一方、Robinは、クラウドにアップロードしてあるファイルやアプリでも、32GBの本体ストレージ上に残っているかのように表示され、いざ使おうとするとクラウドスペースから自動ダウンロードされてくるそうです。ユーザーとしては、ファイルが本体に保存されているのか、クラウドにアップロードされているのかを気づかないほど、シームレスバックグラウンドでやり取りされるんだとか。

ローカルで扱うファイルやアプリは最小限。ほとんどの作業はインターネット上のクラウドで進めるというコンセプトは、なんだかグーグルのChrome OSを搭載した「Chromebook」を連想させます。ネットに常時つながることが必要にはなりますけど、このコンセプトのおかげで、Chromebookには大容量のストレージが不要となるため、低価格モデルが多数そろっていますよね。Robinのようなスマホが増えてくれば、これからもっと低価格でも使い勝手のよいモデルが充実してくるのかもしれません。

グーグルHTCで数々のヒット作を手がけたエンジニアチームによって立ち上げられたというNextbit。今後のスマートフォン市場へ、久々に旋風を巻き起こすような存在になったりするかもしれませんね。


source: Nextbit via Technology Personalized

(湯木進悟)

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