ギズモード第4シーズンのスタートです

    ギズモード第4シーズンのスタートです 1

    いつもギズモード・ジャパンを読んでくださっているみなさん、松葉信彦と申します。三代目編集長・尾田の後を引き継ぎ、本日からギズモード・ジャパンの編集長を務めさせていただきます。

    2011年の夏からギズモードに加入し、2012年5月から副編集長になり、今日に至ります。以来、テクノロジーの信奉者としての立ち位置は変わっていません。それでも、初代編集長・清田いちるさん、二代目編集長・大野恭希さん、そして三代目編集長・尾田がいままで培ってきた、人の価値観を変えるようなオルタネイティブなニュースメディアを率いていくのは、ちょっと身ぶるいします。

    メディアの方針としては、すぐにドラスティックに変えることは考えていません。しかし、「テクノロジーへの関心をより多くの人に」という目標のもと、より裾野を広げていくことで高みを目指したいと思っています。

    現在、本国アメリカのGIZMODOが掲げるテーマも「Everything Is Technology」。テクノロジーはもはやどこにでもある、誰でも享受できるものになっています。でも、それ(テクノロジー)は自分から見て遠い存在であれば、夜空にある六等星のように、微かな瞬きしか感じられません。

    手塚治虫のブラックジャックにとても好きな六等星という話があって。ごくごくかいつまんで言いますね(本当は読んでほしい)。ある謙虚な目立たない中年医師が主人公。彼はまわりから軽んじられているのですが、とある急患に対して誰も有効な手が打てない中、彼だけが的確な処置を行ない、その実力を知ることで周囲の見る目が一瞬にして変わるというストーリーなんです。物語の終わりにブラックジャックはこう言います。

    六等星はほとんど見えないくらいかすかな星のことだ

    だがちっちゃな星に見えるけどあれは遠くにあるからだよ

    じっさいは一等星よりももっと何十倍も大きな星かもしれないんだ

    ちいさな星に見えた六等星は、遠くにいるのではその大きさはわからない。

    テクノロジーだって、きっとそう

    より関心を持って、より心理的な距離を近づけて見れば、今はまだちいさな芽だとしても、その大きさがわかるはずなんです。一緒に、テクノロジーの未来を、時代が変わる瞬間を、特等席で見ようじゃありませんか。

    そうできるように、これからもより身近にテクノロジーを感じられるような記事をお届けしていきます。

    今日からギズモードの第4シーズンが始まります。僕らは、バンドでいえば、4枚目のアルバムを作りはじめたところでしょうか。4枚目にして、最高傑作のアルバムがつくれるように、ライター・編集部員が一丸となって運営していきます。今後のギズモード・ジャパンにどうぞご期待ください

    (松葉信彦)