iPadはどこへ向かうのか? ここまでの歴史を見てみよう

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iPadの未来はどこにあるのかな?

iPhoneが私たちの生活を大きく変えたとするならば、iPadは生活やビジネスをより便利にアシストしてくれるデバイスでしょう。iPadはいまやパソコンの代わりとして、子供向けのコンピューターとして、そしてビジネスの現場でも広く利用されています。

日本時間で9月10日午前2時に開催されるイベントでは、新型iPhoneや新型Apple TVに加え、12インチクラスの「iPad Pro」サプライズで発表されるなんて噂もあります。そんなiPadがこれまでどんな歴史をたどってきたのか、ちょっと見返してみましょう。

初代iPad(2010年): カメラはなかった

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2010年1月27に登場した初代iPadは、これまでのタブレット端末とは異なるタッチ操作によるスムーズなインターフェイスを搭載。誰でも、どんな場所でも使えるコンピューターが誕生した瞬間でした。

初代iPadはかなり分厚く、ベセル(縁)も広く取られていました。額縁のようなデザインが懐かしいですね~。

またカメラは非搭載など洗練されていない印象もありますが、このiPadから、タブレット端末でインターネットや書籍を楽しむスタイル広く浸透したのです。私の実家でも4年ぐらい使い続けていました。

iPad 2(2011年): 薄く、両面にカメラ

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翌年に登場したiPad 2では一気に33%も薄型化。初代iPad持ちは「そんなに一気に薄くなるの!?」と悔しがったものです。また前面と背面にカメラを搭載し、今のiPadの基礎となったモデルでもあります。

実はこの後のiPadは基本的に性能が上がるか、薄型化・軽量化されてきただけともいえますね。

iPad・第3世代(2012年): Retinaディスプレイ

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iPad(第3世代)ではとうとうRetinaディスプレイを搭載! ドットが(ほぼ)見えないその細密さに誰もが驚いたものでした。内部スペックやカメラの性能も大幅にアップ。

中古で買うならこれ以降のモデルがいいですね。

iPad・第4世代(2012年): Lightning登場

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前モデルからわずか半年足らずで登場したiPad(第4世代)は、アップルファンから黒歴史扱いされている、ちょっとかわいそうな端末です。

iPad(第4世代)ではプロセッサが刷新され、Lightningコネクタが採用されました…うん、それだけ。それだけなんです。これでは買い替えの動機としては不十分だなーと思った人も多かったことでしょう。

iPadの大幅な進化は次のiPad Airに持ち越されることになります。

iPad mini(2012年): 「小さい」が大ヒット

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2012年のメインといえば、むしろこっちのiPad miniでしょう! 薄くて小さくて頑張れば手のひらにおさまるiPad miniは世界中、とくに電車で通勤する人が多い日本で大ヒット。一時は最強の電子書籍リーダーなんて言われたものです。

さらに、一足早く登場したNexus 7(2012年)も安価な価格と高スペックで大ヒット。iPad miniか、Nexus 7か?みたいな議論がいたるところで行なわれたものです。

iPad Air(2014年): 軽く、薄く、小さく

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でました! 完全に生まれ変わったiPad Airの登場です。前モデルに比べて28%軽量化・20%薄型化・24%小型化したiPad Airは、iPadと同じサイズのディスプレイなのに、まるで完全に別製品のようにかっこよくなりました。

ディスプレイのベゼルもすっごく薄くなって、まるで大きいiPhoneみたいですね。iPhoneと同じ800万画素カメラも搭載。中古で買うならこのモデルがおすすめです。

iPad mini 2(2013年): Retinaが手のひらに

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何もかも素晴らしいと思われたiPad miniですが、唯一「解像度が低い」という弱点がありました。しかしそこはアップル、翌年には次期モデルのiPad mini 2(iPad mini Retinaディスプレイモデル)を発表します。

美しいRetinaディスプレイが手のひらサイズに収まったことで、iPad miniの使い勝手はますます向上。マンガを読むなら絶対に外せない一台になりました。それにしても、iPad miniって電車通勤に向いていたり、コミックの閲覧に向いていたり、手のひらサイズだったり、本当に日本人に適したタブレットですよね。

ただし、iPad mini 2では価格が1万円近く上昇。最安モデルが4万円を超える価格設定はもしかしたら手の届きにくいものになったのかもしれません。

iPad Air 2(2014年): iPhone 6より薄い

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アップルは完璧だと思われたiPad Airにさらなる改良を加えました。iPad Air 2は、前モデルよりもさらに薄型化・軽量化。iPhone 6より薄いんですね…。持ってみると、本当に信じられないくらい薄くて軽いんです。指紋認証「Touch ID」も搭載されました。

iPad Air 2は間違いなく史上最強、最良のiPadです。これ以上iPadが進化することなんてありえるんでしょうか?

iPad mini 3(2014年): ゴールドモデル

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iPad Air 2と同時に登場したiPad mini 3はそれほど驚きを与えるモデルではありませんでした。前モデルからの違いはゴールドカラーが追加されたことと、指紋認証のTouch IDが追加されたことでしょうか。

このiPad mini 3の力の抜け具合に対し、このあたりから「アップルはiPad miniを廃止するのでは?」なんて話も聞かれるようになりました。たしかにiPhone 6 Plusのようなファブレット(大きなスマートフォン)がある現在、小型タブレットを選ぶ理由は減ってきているのも確かです。

次なるiPadは?

こうしてみると、iPadやiPad Air、そしてiPad miniの進化はすべて「より薄く・軽く」という方向だったことがわかります。しかし、今後登場するかもしれないiPad Air 3やiPad mini 4はタッチの強さを測る「Force Touch」を搭載し、新たな操作方法が追加されるという噂もあります。

アップルイベントで登場するかもしれない12インチクラスのiPad Proも含め、まだまだiPadの進化は終わりそうにありませんね!

ギズモードは、9月10日午前2時からアップルの新製品発表会の情報をリアルタイムで更新します。iPhone 6sや新型iPad、新型Apple TVなどが発表されるかも。リアルタイム更新はこちらのページ当日は一緒に楽しみましょう!

source: アップル

(塚本直樹)