新幹線危うし? 米西部で中国の高速鉄道が正式に選ばれる…

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ますます中国海外進出が加速?

今月、中国の習近平国家主席は訪米してオバマ大統領と会談する予定ですけど、なんだかそのイベントに花を添えるごとく、中国にとってビッグニュースが飛び込んできましたよ。いまだ高速鉄道の分野では他国に遅れをとってしまっている米国ですが、このほど西部のロサンゼルスとラスベガス間を結ぶ高速鉄道の建設に、中国企業が選ばれたことが明らかに! 初めて海外で中国の高速鉄道が走るようになりますよ。

高速鉄道ならば、世界に誇る安全性の新幹線こそがベスト……。そんな思いで、日本も米国へ新幹線の売り込みを続けてきました。もちろん、米国の他地域での高速鉄道建設には新幹線が採用されていく可能性もあります。とはいえ、ロサンゼルスとラスベガスを結ぶ約370kmの区間の高速鉄道完成を目指していたXpressWestは、中国のChina Railway Groupとの合弁企業設立で合意。かつては日本から新幹線方式での建設や運営が提案されていたこともあったものの、正式に中国の高速鉄道が選ばれ、4年におよぶ受注競争には終止符が打たれた形ですね。

現在、ロサンゼルスとラスベガスは、高速道路を使って車で4時間ほどかけて移動しています。でも、新たに高速鉄道が走るようになれば、わずか1時間20分で両都市間の移動が実現するとされていますよ。来年9月より工事はスタートし、総額70億ドル規模の建設プロジェクトが進んでいくことになります。

なお、本当に米国に高速鉄道なんて必要なのか? 巨額の工費に見合う効果をめぐっては、賛否両論の激しい議論が繰り広げられてきました。ただ新たな雇用創出という経済効果や、ようやくアジアや欧州各国を走る高速鉄道網を北米にも整えられることを歓迎する声が高まってきてもいるんだとか。これから米国各地で高速鉄道の建設ラッシュが訪れるかもしれませんよね~。

source: XpressWest via Bloomberg and Los Angeles Times

Bryan Lufkin - Gizmodo US[原文

(湯木進悟)