筋肉だけで薪を割るのはもう時代遅れ、薪割り斧の進化系「Leveraxe」

筋肉だけで薪を割るのはもう時代遅れ、薪割り斧の進化系「Leveraxe」 1

従来の斧で薪を割る際には、斧の先が木に挟まってしまったり、勢いをつけるために頭の上から振り下ろしたりと重労働でした。現在Kickstarterで資金募集中の「Leveraxe」は、刃の重心をずらしてテコの原理を使うことにより、簡単に薪を割ることができるようになっています。

この斧を開発したのは、フィンランドの森の奥深くに住んでいるHeikkoさん。すでに退職して年金暮らしのHeikkoさんにとっては斧で薪を割るのは大変です。そんな彼が、庭にある石をバールを使ってstrong>テコの原理で上げようとした時に思いついたのが、テコの作用を薪割りに活用するというアイデアでした。

Heikkoさんの開発した「Leveraxe」は、上から見ると斧のヘッドの中心が柄の中心からずれた位置についており、なおかつより柄から遠い側にはカウンターウエイトとなる出っ張りがついています。これにより、刃先が木に食い込んだ後に、重心のずれから斧そのものに回転がかかり、すでに入った亀裂から左右にテコの作用で開こうという力が加わります。これで簡単に巻きが割れちゃうわけです。

実はHeikkoさんの生み出した斧自体は「Vipukirves」という名称ですでに販売されており、日本でも購入できるようです。今回のKickstarterプロジェクトでは、ヘッドと柄を新素材で制作し、製造コストを下げたいとのこと、また販売地域も拡大したいようです。

筋肉だけで薪を割るのはもう時代遅れ、薪割り斧の進化系「Leveraxe」 2

新たな「Leveraxe」では、新たにポリアミドとグラスファイバーでできた柄を採用。強度はそのままに、耐低温性も強化、さらに柄の中心は空洞化してこれまでよりも軽くなっています。ヘッドの部分は鉄合金で作ることで製造過程をこれまでのものより簡略化しながらも耐久性を上げ、重さは約1.9kgとなっています。

週末には森のなかのコテージに行って、自分で木を切り薪を割ってサウナストーブにくべる、なんてことも珍しくないフィンランドならではの斧プロジェクトでした。

image by Kickstarter

source: Kickstarter

(abcxyz)