空に咲くバラ? 地球上にある景色にはまだまだ知らないものがたくさんある

空に咲くバラ? 地球上にある景色にはまだまだ知らないものがたくさんある 1

宇宙も広いけど地球も広い。

宇宙に関する写真を毎日紹介しているサイトAPOD(Astronomy Picture of the Day)の9月4日のメイン写真、見た瞬間に言葉を失ってしまいました。この世のものとは思えない美しさ、空に咲く巨大なバラ、もしくは天国への入り口なんじゃないかと思ってしまうほど。これが9月1日の日暮れに、地球上で、寒いチリの高地で撮影されたというだから驚きです。

APODの専門家によると、バラの花びらみたいに見える赤い重なりは実は雲ではなく、化学発光によって生じた光を放つ空気なのだそうです。

雲の海とその傍らの天の川の上で、大気光が北の地平線を横切って、大気の波の中を流れていっているように見えます。もともと、オーロラが発生する高さに近い海抜ですが、化学反応によって励起された分子が放つエネルギー、つまり化学発光によって、このような明るい大気光が見られたのでしょう。この赤い大気光は非常に低い密度で繋がったOH分子と酸素原子から放出されるもので、ここ数年の間に南半球の夜の空で頻繁に観測されました。一般的に繊細なデジタルカメラでは緑がかった色合いで撮影されますが、この夜の写真は他の余計な色もいっさい無く、はっきりと目で見ることができます。

image by Yuri Beletsky/Las Campanas ObservatoryFacebook, 500px

Attila Nagy - Gizmodo US[原文

(SHIORI)