ザハ・ハディド氏、再び行なわれる新国立競技場の公募に参加

ザハ・ハディド氏、再び行なわれる新国立競技場の公募に参加 1

ザハ・ハディド氏、再び。

工費や景観の問題を指摘され計画が白紙になってしまったザハ・ハディド氏の新国立競技場案。計画のやり直しが決まった後も、声明文プレゼンテーション動画を公開し設計案の説明を行なってきました。そして本日、ザハ氏の建築事務所は日建設計とチームを組み再び新計画の公募に参加することが明らかになりました。

7月に政府が計画の白紙撤回を発表し、日本スポーツ振興センター(JSC)は、予算上限を1550億円に設定した新たな公募を今月1日より始めていました。前回のコンペでは設計者と施工者を別々に選ぶ方式でしたが、今回の新しい公募では設計と施工の両方を一括で行なう業者を選ぶ方式に切り替えています。そのためザハ氏の建築事務所と日建設計のチームは施工を行なう業者が必要なわけですが、こちらは未定だそう。また、これまでの基本設計にはザハ氏の事務所と日建設計の他にアラップJVを含む他3社が関わっていましたが今回の発表でこれらの会社は含まれていませんでした。

ザハ氏は「最も費用対効果がある新国立競技場の実現プランを提案できる」とコメントしており、今後の計画に期待が集まる一方、縮小案でさえ2520億円かかると言われていた計画案をどのように1550億円まで削減するのか疑問も残ります。今後は、予算に合わせて計画要項を変えていく必要もあるかもしれません。

今回の新国立競技場の問題では、世間一般からばかりでなく同業者である建築家からも批判の声が上がりました。ザハ・ハディド氏の設計案に対し反対の立場をとっていた建築家が今回の公募に参加するかどうかも気になるところです。また、前回のコンペ参加したけれども選ばれなかった建築家が再び今回の公募に参加するのかも気になりますね。どちらにしても、過去2年に渡って計画を考えてきたザハ氏が今回の公募では優位かもしれません。

source: 毎日新聞

(kazoomii)