世界に愛されるアップルの「ロゴ」はこうして生まれた

2015.09.09 14:10
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最近何かと話題の「ロゴ」のお話。

ロゴマークは和製英語で、企業や商品を象徴するイメージを図案化したものをロゴマーク、文字・文字列を装飾したものをロゴタイプと言うそうです。本来、ロゴはロゴタイプの略で、もともとは印刷用語だったとか。

ではでは、カフェなんかで誇らしげに輝くあのデザイン、世界に類のない、真にオリジナルな"リンゴがかじられている"アップルのロゴはどうやって生まれたのでしょうか。


デザインしたのは、ロブ・ジャノフ


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1970年に大学卒業後、ハイテク企業をクライアントにもつシリコンバレーの会社でデザインスキルを磨き始めた、若手アートディレクターだったロブ。1977年初頭にカリフォルニア州パロアルトにある、インテルなどのハイテク企業をクライアントに持つアメリカを代表するマーケティングコンサルタント「レジス・マッケンナ(Regis Mckenna)」に転職したのは大正解でした。

転職間もなく、ロブのクリエイティブディレクターに新しいクライアントの担当を任されたのです。そう、アップルコンピューターの担当を。


齧られたリンゴは黄金比でできていた?


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アップルのロゴにまつわる話で一番有名ではないでしょうか。人が美しいと感じる比率「黄金比」を用いてロゴがデザインされているという逸話。ロゴマークの曲線を分解すると、直径が1、2、3、5、8、13の円で構成されており、フィボナッチ数列を成しているではないか、まさしく黄金比!という話ですが…しかし、実際は黄金比ではないのです。そもそも、ロゴはロブ氏がフリーハンドで生み出したもので、黄金比は一切考慮していなかったのではないでしょうか。

ちなみに、黄金比はギリシャの彫刻家によって考えられたものと言われており、凱旋門、サクラダファミリア、パルテノン神殿といった歴史的建造物や最後の晩餐などの美術品にも利用されており、日本で用いられる名刺も黄金長方形に近い形状なんだとか。


齧られたリンゴに深い意味はなかった


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何故ただのリンゴではなく齧られているのか? それは、「アダムとイブ」の禁じられた果実リンゴを表していて、禁断を破った人類の進歩を表しているとか、「bite(かじる)」と「byte」をかけているとか、それっぽい話が諸説ありましたが、残念ながらそんな深い話はないと、当の本人が否定してしまっています。実際は、「リンゴにかじった部分をデザインに入れた理由は、さくらんぼと見間違えられないため」。

しかも、デザインした当時「byte」の存在を知らなかったとか。

(追記:20:00、黄金比だったではなく、黄金比ではないに変更いたしました。)


ギズモードは、9月10日午前2時からアップルの新製品発表会の情報をリアルタイムで更新します。iPhone 6sや新型iPad、新型Apple TVなどが発表されるかも。リアルタイム更新はこちらのページ@gizmodojapanで。今夜は一緒に楽しみましょう!


source: robjanoff

(ロバーツ町田)

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