太陽系を砂漠の広大な空間で再現したタイムラプス

傑作。

こちらの動画「To Scale:The Solar System」は、Wylie OverstreetさんとAlex Goroshさんによる、あるシンプルなプロジェクトを記録したものです。それは、太陽系のすべての惑星とその軌道をきれいに縮小したスケールモデルを作るというものです。

我々が本とかポスターで見る太陽系の図では、星のサイズがかなり拡大されています。だって太陽系は直径数十億kmもあって、Overstreetさんいわく「1枚の紙に軌道の縮図を描いたら、その上の星は顕微鏡レベルのサイズになってしまう」からです。肉眼で見える程度の星のサイズを確保するなら、太陽系全体を表現するには広大なスペースが必要です。が、彼らはそれを本当に実現してしまったんです。

To Scale: The Solar System from Wylie Overstreet on Vimeo.

その結果できたのが、米国ネバダ州の乾燥した湖の中の直径約7マイル(約11.2km)に及ぶ太陽系のスケールモデルです。惑星は縮尺通り、たとえば地球ならビー玉、太陽なら直径1.5mのボール、水星はまち針の頭、という具合にそれぞれ違うサイズになっています。星と星の間の距離も縮尺に忠実になっていて、惑星から見た太陽の距離感が確認できたりします。それぞれの星の軌道上を車で走り、そのライトをタイムラプスで撮影していくと…惑星の公転が見えてきます

本当にすべて同じ比率で縮小されている証拠に、モデル内の地球の軌道上からモデルの太陽と本物の太陽を並べてみると、同じ大きさに見えます。縮尺の計算が合っていたというだけでも、日の出の美しさとあいまって感動的ですらあります。宇宙の大きさ、地球のちっぽけさ、そこに我々人間や動物や海山いろんなものが詰まっている不思議さを感じたくて、つい何回も再生してしまうのでした。

Casey Chan - Gizmodo US[原文

(miho)