またまた、2015年9月は観測史上いちばん暑い月だったようだ

2015.10.28 23:00
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もう聞き飽きたけど!

さあ、皆さんいきましょう! 今月もやってまいりましたNOAAの気象レポートのお時間です。今年の7月は観測史上最も暑い7月、続いて8月も最も暑い8月となりましたが、果たして9月は、アメリカ海洋大気庁(NOAA)がなんと評したでしょうか…?

そうです! 9月も観測史上最も暑い月でした。はい、予想通り!

今週、NOAAが発表した毎月の気象レポートで、またしてもこの地球は統計上の異常を更新したことがわかりました。136年続くNOAAの観測の歴史の中、今年2015年の9カ月のうち7カ月が最も暑い月になる可能性なんて、本来ならば天文学的に小さな数字のはず。

もはやこれは何かの兆候を示していることは確実です。絶対にそうなのです。だって今年、何度も記録更新を続ける暑さを感じてきたはずです。500年間で最悪の干ばつ大規模森林火災、そんな異常事態こそ私たちの地球の温度調節機能が深刻な状態にあることを示唆しているのではないでしょうか。

今年の9月、地球は20世紀の9月の平均気温を華氏1.62度(摂氏0.90度)上回る結果となりました。さらに、2015年の9月は記録上の月で最も20世紀平均から逸脱した気温でもあったのです。つまり、私たちは今までで一番暑い月を過ごしたばかりだということ。地球の陸地の大部分は平均よりもずっと暑く、すっかりおなじみになった下の地図からそれがわかります。

ただアメリカに関して言えば、今年の9月は20世紀平均よりも華氏3.7度(摂氏2.1度)高く、記録上2番目に暑い月でした。


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強力なエルニーニョ現象が起こり、その結果として太平洋の一部が温まりすぎて地球温暖化が進むというのは当然のことです。しかし、最後に同じく強いエルニーニョ現象が起こった1997年と比較してみても、今の地球は温まりすぎています。実際、観測史上最も暑かった年である2014年の記録をさっそく塗り替えようとしているのですから。気候に関するニュースを配信するClimate Centralは以下のように語っています。


2015年の異常気象を考えると、今年が観測史上最も暑い年になる可能性は、計算の方法はわずかに異なるがNASAの読みで93%、NOAAの読みで97%にものぼる。これらの数字は単純に今年の暑さ、そしてこれまでの観測結果の年平均全体と比較して算出されたものだ。よって当然のことながら、今年あと3カ月で気温の平均を下げる可能性は極めて低いだろうと思われる。


もしこの温暖化を止めることができる唯一のことがあるとすれば、残りの数カ月で劇的に地球の冷却化を進める出来事が起こらない限り難しいでしょう。例えば革新的な地球工学のスキームを使うとか、ナイスタイミングで火山爆発が数回起こるとか、はたまたエイリアンの侵略とか…。もうここまで何度も暑さの記録更新を見てると、そうとしか思えなくなってくるんですが、皆さんはどうですか?


image by NOAA
source: Read the full report at NOAA h/t Climate Central

Maddie Stone - Gizmodo US[原文
(SHIORI)

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