派手でちょっぴり不気味な世界。ニコンの顕微鏡写真コンテスト、2015年受賞作

派手でちょっぴり不気味な世界。ニコンの顕微鏡写真コンテスト、2015年受賞作 1

拡大して楽しむ、ミクロの世界

毎年Nikonが主催する「Small World Photomicrography competition」という顕微鏡写真のコンテストには、世界中の科学者から選りすぐりの写真が集まります。

顕微鏡ごしに見る光景を原寸大の世界にもたらす同コンテストの入選作は毎回すばらしいのですが、今年の入賞作も例にもれず、奇妙で美しく見応えがありそうです。

今年の第1位に輝いたのは、トップ画像の写真です。オーストラリアはクイーンズランド州のRalph Grimmさんが撮影した、セイヨウタンポポの花粉に覆われたミツバチの眼です。120倍に拡大されており、昆虫の視覚系の超微細な複雑さを明らかにしています。

派手でちょっぴり不気味な世界。ニコンの顕微鏡写真コンテスト、2015年受賞作 2

2位入賞は、Kristen Earle、Gabriel Billings、KC Huang そしてJustin Sonnenburgさん方によるこの画像。ハツカネズミの結腸の一部がヒトの細菌叢と定着したものです。バクテリアは赤色、結腸組織は青色、そしてそれらを分離する粘液の層は緑色で示されています。

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どことなくエイリアンっぽい画像ですが、実はこれ、淡水に生息する食虫植物であるオオバナイトタヌキモの口なんです。100倍に拡大されています。ハワード・ヒューズ医学研究所のDr. Igor Siwanowiczがレンズに収め、第3位を獲得しました。

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4位にはラボで育てられた人間の乳腺の一部を写したこの画像が入賞。撮影したのはホワイトヘッド・バイオ医療研究所のDaniel H. MillerとEthan S. Sokolさんです。

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そして5位に入ったのが、光干渉断層診断を使って撮影されたハツカネズミの脳内の血流の生体イメージングです。ハーバード大学医学大学院のDr. Giorgio SeanoとDr. Rakesh J. Jainが撮りました。

ニコンのSmall Worldサイトでは、20位までの作品だけでなく選外佳作もご覧になれますよ。ちょっと気味悪くて鮮やかなミクロの世界に引き込まれてしまいそうです。

Source: Nikon Small World

All images by the photographer and Nikon Small World

Jamie Condliffe - Gizmodo US[原文

(たもり)