ちょっとしか予算ないからとりあえず3億円あげるね、っていうNASAの企画コンペ

ちょっとしか予算ないからとりあえず3億円あげるね、っていうNASAの企画コンペ 1

予算?ないないない!全然ないから!マジだって!はい、3億円

数年に一度、NASAでは低予算の惑星探査プロジェクトを募集しています。今回は28個のプロジェクトが提案され、現時点では5つまで絞り込まれています。このうちの1つか2つが、NASAにより資金が与えられて2021年までに打ち上げられることになります。

ま、低予算って言っても舞台は宇宙なわけで。絞り込まれた5つのプロジェクトのうち3つは小惑星をターゲットにしていて、他の2つは金星に行ったりするわけです。低予算という言葉にまったく共感できない企画となっております。

絞り込まれた5つのプロジェクト・チームにはとりあえず3億円ちょっとの資金が与えられ、これから1年間さらにリサーチを進めるとのこと。来年の9月には最終プロジェクトが選ばれます。

3億円か...それくらいじゃ何もできないよね...

って言ってみたい。

小惑星をターゲットにした3つの企画はバラエティに富んでいます。1つのプロジェクトは213キロほどの大きさしかないPsycheという小惑星をターゲットにしています。Psycheは金属でできているのではないかと考えられているそうです。

NEOCamというプロジェクトでは赤外線を使って地球の近くにあるまだ発見されていない小惑星を見つけようとしています。そして3つ目のプロジェクトLucyは木星の周りを回っているトロヤ群小惑星を探査します。これには冥王星探査機ニューホライズンズで使われたものと似た装置が使われるとのこと。

そして残り2つのプロジェクトが扱うのが、あまり研究の対象になってこなかったという金星ですね。

プロジェクトVERITASはレーダーを使って金星の表面をマッピングするという企画。DAVINCIは金星の地表まで降下して、その大気を調べるのが目的です。

低予算で皆さん大変だとは思いますが、ぜひ頑張ってやりくりしてほしいですね。

Image credit: NEOCam/JPL

source: NASA

Chris Mills - Gizmodo US[原文

(塚本 紺)