開発はKAISTの学生。指紋とサインを組み合わせた、新しいパスワードの試み #TDW2015

開発はKAISTの学生。指紋とサインを組み合わせた、新しいパスワードの試み #TDW2015 1

脱パスワードの新たな一歩となるか。

Webサービス、アプリ、ビジネスツールなど、便利なサービスが増えていくのは嬉しいのですが、問題になるのがパスワード。同じものを使うなと言われてもそんなに覚えられないし、パスワード管理ソフトもちょっと怖いし…。

そんな「パスワード問題」に対し、顔、静脈、網膜などいろいろな部位が、個人を証明するアイデンティティとして試されてきました。今回TOKYO DESIGN WEEKに出展されていたのは、指紋とサインを組み合わせたもの。一体どんなプロジェクトなのでしょうか。

開発はKAISTの学生。指紋とサインを組み合わせた、新しいパスワードの試み #TDW2015 2

「Webサイトへのログインに、サインを使えれば簡単なのに」という発想から生まれたこちらのプロジェクト。しかしとうぜんながら、サインだけでは簡単に偽造ができてしまいます。そこで、人によって異なる指紋を活用することを思いついたのだそう。

開発はKAISTの学生。指紋とサインを組み合わせた、新しいパスワードの試み #TDW2015 3

こちらが実際のプロトタイプ。先端部が光っていますが、ここに触れながらサインを書くことで、指紋、およびサインを同時に記憶するとのことです。

151025_veripen_2.jpgのサムネイル画像

Veri-Penという名のこちらの商品。すでに韓国国際デザイン賞Spark Awardsなどを受賞しています。開発したのは、イギリスの国際教育機関の格付けによって、大学評価ランキングアジア2位(1位はシンガポール国立大。東京大学が10位)のKAISTの学生、Jihoon Suhさん

そして、同じくKAISTの学生であるEunsol Byunさんが展示していたのがこちら。かざした手に反応するセンサーを周囲に巡らせた、かわいらしいコンセプト・デザインです。

開発はKAISTの学生。指紋とサインを組み合わせた、新しいパスワードの試み #TDW2015 4

毎日接することで個人を認識し、違ったリアクションをするようになるそう。構ってあげなかったり、やり過ぎると怒ってしまうこともあるそうですよ。

開発はKAISTの学生。指紋とサインを組み合わせた、新しいパスワードの試み #TDW2015 5

開発されたお二人。

開発はKAISTの学生。指紋とサインを組み合わせた、新しいパスワードの試み #TDW2015 6

「視覚と聴覚しかない現在のインターネットに、触覚を取り入れたいんです」というお話には、とても熱いものを感じます。彼らが開発した素晴らしい商品の恩恵を受けられるのは、すぐそこかもしれませんね。

東京デザインウィーク2015

【前期】10月24日(土)〜10月28日(水)

【後期】10月30日(金)〜11月3日(火・祝)

【時間】11:00〜21:00(最終日は20:00まで)

【会場】明治神宮外苑絵画館前

【入場料】3,000円(当日券)

source: bHapticsVeri-Pen

(渡邊徹則)