Android Marshmallow配布開始、使いたくなる理由は?

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さらに効率良くスマート。

Android Marshmallow、またの名をAndroid 6.0発表されてからもう4ヵ月経ち、今週10月5日、ついにNexus端末にロールアウトされ始めました。MarshmallowでAndroidはどう成長したんでしょうか?

MarshmallowはNexus 5X6Pにはインストールされた状態で出荷されますが、Nexus 5、6、7、9といった旧端末にも配布されています。Nexus持ってるけどまだアップデートの通知がないという人は、手動で「設定>端末情報>システムアップデート」で確認できます。

ただNexus以外の端末については、まだちょっと待つ必要があります。Marshmallowが全端末に行き渡るのかはまだわからないのですが、米Lifehackerが対応端末をまとめています。

Doze:知らないうちにバッテリーを節約

朝起きてスマートフォンを手に取ると、充電忘れでバッテリーが切れていた…あの暗たんたる気持ちは多くの人が経験していると思います。Marshmallowの特徴的機能のひとつは「Doze」で、ユーザーが使っていない状態を自動で検知してスマートに省電力モードに入るというものです。

Dozeは端末がアンロックされてからの時間とか電源につながっているかどうかをモニターしていて、端末が放置されている状態を検知してくれます。端末が使われていないと判断すると、使っていなくてもバッテリーライフを消耗するアプリがシャットダウンされます。グーグルによれば、Dozeによってバッテリーは30%長持ちします。

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似たような機能として、iOS 9でもバッテリー残量が20%になると勧められる「低電力モード」が追加されました。ただMarshmallowでは自動で低電力モードに切り替わり、必要なときに勝手に寝落ちしてくれるんです。

センサーの処理を効率化

Dozeは、先週グーグルが発表したMarshmallow対応ハードウェア、Android Sensor Hubの機能と密接に関連しています。それは、端末のセンサーからのデータをより少ない電力で継続的に監視するプロセッサです。

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このハブは、加速度計などのセンサーのデータに基づいて複数の活動を認識するよう設計されています。Dozeが省電力モードを有効にするかどうかの判断や、運動とか位置データのトラッキングに使われています。どっかで聞いたなーと思った方、そう、アップルのM7に似ているんです。

グーグルのDave Burke氏は「センサーのデータ処理負荷をメインのCPUからAndroid Sensor Hubに載せ替えることで、非常に少ない電力で動作できる」と説明しています。

どこからでもGoogle Now

Marshmallow期待の機能のひとつはGoogle Now on Tapです。その名の通り、どのアプリからでもGoogle Nowが1タップで使えて、今見ているテキストやアプリ、メール、動画などに基づいたカードをおすすめしてくれます。

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あるアプリを使っていてGoogle Nowを立ち上げたくなったら、ホームボタンを長押しすると、たった今していた作業に基づいてGoogle Nowがカードを表示してきます。たとえば可愛い赤ちゃんがホバーボード(もどき)に乗っている動画を見ているときにGoogle Nowを呼び出すと、別の赤ちゃんonホバーボード動画のカードとか、自分用ホバーボードもどきを買うためのリンクのカードとかが表示されます。

またはハンズオンでご紹介したように、Spotifyで音楽を聞いているときにタップして、「これ歌っているボーカルは?」なんて聞くとちゃんと答えてくれます。グーグルが得意としてきた機械学習と文脈理解が、Androidにふんだんに盛り込まれた感じです。

パーミッションの設定

スマートフォンを使っていてモヤっとするのは、なんでアプリってのはマイクとか位置情報とかカメラとか、端末のいろんな機能にアクセスしたがるのかってことです。

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Marshmallowではそういったパーミッションをよりきめ細かく扱っていて、プライバシーが心配な人にとっては一歩前進となります。これまで、アプリをダウンロードしたりインストールしたりすると、カメラや位置情報を使ってもいいかまとめて聞かれていたと思います。でもこれからは、アプリを使う過程で細かくパーミッションを確認させることができ、1回ごとにパーミッションを出すことも可能です。全般に、あるアプリがどんな情報にアクセスしているのかがすごくわかりやすくなります。

ムダなアプリをなくす

MarshmallowではムダなAndroidネイティブアプリをインストールする必要がなくなります。これはアップルに対するジャブ、またはアップルの削除できないアプリが不満なユーザーに対してかもしれません。実際どこまでスリム化できるかはまだわかっていませんが、余計なアプリにうんざりな人にとっては朗報です。

USB Type-C

周辺機器関係でも朗報があります。MarshmallowはUSB Type-Cでの充電をサポートするので、充電時間は3倍以上高速になり、ケーブルはリバーシブルになります。

MarshmallowではDozeとか、バッテリー充電状態の新たな表示とかも追加されているので、電力消費関係を効率良くすることがひとつのゴールだったんでしょうね。

新UI/UX

グーグルのデザイン思想として2年目に入ったマテリアル・デザインは、今も進化を続けています。立ち上げ時のアニメーションは刷新され、Google Now on Tap用の新アニメーションなども程良く元気です。もうひとつ、サードパーティデベロッパーがアプリ内でのChromeの見え方をカスタマイズできるのも良いです。

Via Android Police on YouTube.

UX上のアップデートもいくつかあり、たとえば長いこと懸案だった指紋認証なども搭載されます。また、画面左下から上にスワイプするだけでロックスクリーンからもグーグルの音声認識システムが使えるようになりす。ヘッドアップ通知もアップデートされて、消しやすくなりました。最後に、コピー/ペーストのプロンプト表示が省スペース化されました。

いつから使える?

まずNexus端末に対しては、10月5日から配布が始まっています。でも待ちきれない人はデベロッパープレビュー版なら前から使える状態で、こちらからダウンロードできますよ。

Kelsey Campbell-Dollaghan-Gizmodo US[原文

(miho)