結局のところ、人は偽画像を見抜くことができません

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あれ偽物だって、一目でわかるわ。…本当にぃ?

偽物の画像はすぐわかる、なんてのは思い上がりです。ブラジルのリオグランデドスール連邦大学が行なった新たなテストが、私たちの目がいかに見抜く力がないかを証明しています。

ネタ元arXivのサーバーに公開された同大学の実験は、177枚の画像を使って行なわれました。177枚のうち、97枚は画像内の何かを消したり足したり付け替えたりと、なんらかの編集が行なわれた偽画像です。

偽画像は、例えばトップ画像にあるようなもの。左は画像内の1部をコピー、真ん中は男性の顔そのものを別の画像から置き換えたもの、右は掲示板にあったポスターを消しています。

これら偽画像を含む177枚を393人の被験者(多くは21歳から35歳で大卒、デジタル画像に関する知識はアマチュアレベル)に見せ、画像が本物か偽物か、1万7000件の回答を得ました。さて、その結果はというと、偽物だと当てられた画像は177枚中46.5%。約半分、つまりカンで答えたのと大差ないという結果になってしまいました。

偽物を見分けるのは、画像によって難易度が異なるだろうと思いますが、結果を見るとそうでもないといいます。研究では、見破られやすい偽画像の傾向はありませんでした。逆に、素朴できれいな本物の写真を偽物だ!という傾向はあったということです。

偽物を見分けられなかった被験者の言い分はさまざまです。画像のその部分には気が回らなかったとか、ごちゃごちゃした画像で見にくかったとか。どう言い訳しようとも、偽画像を見分けるのは、私たちは下手くそだってことです。コラ画像に踊らされてしまうのも、しょうがないわけです。

source: arXiv via The arXiv Blog

Jamie Condliffe - Gizmodo US[原文

(そうこ)