失われていたビーバーのパラシュート部隊動画がデジタル復元されたよ

失われていたビーバーのパラシュート部隊動画がデジタル復元されたよ 1

1940~50年代、一部地域でビーバーが増えすぎて困っていたアイダホ州魚類鳥獣部。この問題に対処することにしたものの、ビーバーたちは役に立つ動物。それに、その毛皮も資源として将来に残すために、殺して減らすわけにはいきません。じゃあどうすれば? ビーバーの落下傘部隊を作ろう!

米GIZMODOの記事ではビーバーが世界を救う動物かも、なんて紹介されています。ビーバーはカリフォルニアの干ばつを救えるともされていますし、水中の窒素の問題も解決してくれるそう。畑で使われる窒素肥料が川へと流れだし、藻類が増えすぎ水中の酸素がなくなってしまう現象があります。水中の酸素がなくなり魚が窒息してしまうことが問題となっているのですが、川にビーバーが水流をせき止めて作る「ビーバー池」があれば解決できるそう。ビーバー池に住むバクテリアなどのおかげで水中の窒素を窒素ガスへと変える「脱窒」現象が起き、水中の窒素量を45%も減らせるんです。

ビーバー落下傘部隊計画では、ビーバーや他の毛むくじゃらのげっ歯類が箱に詰められ、飛行機から新たなすみか「Frank Church River of No Return Wilderness」へとパラシュート降下されました。なんだか怖そうなところですが、ビーバーたちはつよいやつら。全員がこの移住の旅を生き延びたようです。

その様子を50年代に撮影した動画は、これまで何十年も失われていましたが、最近になって魚類鳥獣歴史家Sharon Clarkさんによって発見されました。このフィルムはアイダホ歴史協会によりデジタル化され、ビーバーたちがパラシュートで降りていく様子もインターネット中に広まっていきましたとさ。

ビーバーたちが捕獲されるのは7:00ごろ、パラシュートは8:40ごろです

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source: Guardian

Kaila Hale-Stern - Gizmodo US[原文

(abcxyz)