真ん中が固くて、間が柔らかくて、一番上がまた固いものってなーんだ

真ん中が固くて、間が柔らかくて、一番上がまた固いものってなーんだ 1

(答:地球)。

地震学が世界的に研究され始めた時に、地震の揺れの伝わり方に妙な特徴があることに研究者の皆さんが気付いたんです。最初彼らは、オメーほらそりゃ中心がドロドロのマグマの液体なんだから揺れだって歪んで伝わるだろーよって考えたらしいんですね。でもこの推測、半分当ってて、半分間違ってたんです。

まず地震学がどうやってこの半分正解な結論にたどり着いたか。

1920年代に地震学が地質学に革命を起こしていくにつれて、地球がただマグマと土が混ざっただけのボールじゃないということが明らかになりました。地震が起きたと同時に観察できるようになったおかげで科学者たちが気付いたのは、地震の揺れはまっすぐに直線状に伝わるわけではなく、また速度も一定ではないということでした。これに対して地震学者たちが導いた理由が、「固い岩の下には液体状の中心が存在するから」というもの。液体のゾーンから固体のゾーンへ揺れが伝わる時、その動きが曲がったり遅れたり(もしくは加速したり)するからじゃないかと考えたわけです。そしてちょっとの間、科学者たちはこの結論に納得していたそうです。

しかし、一人の科学者が気が遠くなるほどの量のデータを集めて、それよりもちょっと複雑な結論を導きました。それがデンマークで研究をしていたインゲ・レーマンです。彼女は地震の伝播が歪むのは一度や二度ではないと示しました。もう一つ重要な要素が作用していて、おそらくそれは金属でできているはずだと言ったのです。固体である地表から揺れが液体状の層へと移動した後、中心にある固体の金属の核にぶつかるのだと。

それを証明した時の図解が上の画像なのです。上の図解は核によって揺れの方向が曲げられる様子を示しているんですね。

sources: Note’s on Earth’s Inner Core, AIP

Esther Inglis-Arkell - Gizmodo US[原文

(塚本 紺)