軍事用レーダー技術を使ったオーディオ用USBハブ「micro iUSB3.0」

2015.10.01 10:50
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オカルト? いや、そう一言で切ってしまうのはもったいないオバケです。綺麗な水があってこそ、美味しいお酒が作れるのですから。

USB DACの分野で最先端最新鋭思想を貫いているiFI AUDIOから、USB3.0対応のパワーサプライ/ハブ「micro iUSB3.0」が登場しました。カンタンにいってしまうと、PCとUSB DACをコイツにつなぐとより高音質になる(従来の音質劣化の原因を取り除ける)というモノ。

PCのUSB端子は出力される電流が少なかったり、ノイズが混じったり、いろんな事案が常時多数発生。たとえバッテリーで駆動しているノートPCであっても、です。つまるところUSBケーブル内を通る電気の質によってUSB DACなどの音の再生品質にも差が出ちゃうんですよね。面白い(?)のが本来別電源つきでUSBバスパワーではないUSB DACであっても、USBライン内の+5Vに影響を受ける製品があるということ。

デジカメで言うなら4000万画素とか5000万画素機でしょうか。わずかな手ぶれですら記録され、甘い画として見えてしまうほどの高解像な機器を使うと、再生する都度異なるノイズによるピコ秒領域の音のブレが気になってきます。レコーディング、ミキシングというプロフェッショナルな現場においてこの状況は決してよろしくありません。


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さてmicro iUSB3.0のお話に戻りましょう。この子には電源ラインに入り込んだオーディオ帯域などのノイズをアクティブキャンセリングする技術がIN。フランス・ダッソーのラファールが用いている、敵のレーダー照射をキャンセルするためのテクノロジーを使っているとのことですがまさか軍事技術からの転用とは。

実質2ポート(全4ポートのうちDATAラインが結線されているのは2ポート。残りの2ポートは電源供給用)のUSBハブとしては異例の6万円。しかしプロユースにおいては基準となる音をチューニングするアイテムとなりそうです。


source:iFI AUDIO

(武者良太)

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