ZenWatch 2レビュー: 初心者にはもってこい。低価格スマートウォッチ

2015.10.08 14:00
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Android Wearが搭載されたスマートウォッチの中でもスタイリッシュな事で評判なZenWatch。その最新版、「ZenWatch 2」が登場したので、米GizmodoのAnnalee Newitz編集長が早速レビューしました。今回のZenWatch 2は、初代が199ドル(約2万4千円)だったのに対して129ドル(約1万6千円)と大幅に安くなっています。スタイリッシュでお買い得なスマートウォッチとあって期待も十分ですが、果たして?


* * *


AsusのZen Watch 2は見た目が良く、いくつかの便利な機能も考慮すると129ドルはお買い得にみえます。しかし同時に、Android Wearの基本的な制約によってどうしても機能が制限され、あくまで初心者向けのエントリーレベルなスマートウォッチという印象は拭えません。

ZenWatch 2には2種類のサイズがあり、私は間違って大きいほうを入手してしまいました。大きいほうは49.9mm x 40.7mmのモデルで、小さいほうはそこから3、4mm程小さくしたものです。写真やGIFを見てもらえばわかりますが、私のように手首が細い人には大きいモデルは適しません。完全に私の手首を覆ってしまいます。腕時計というよりはカフスのようです。

しかし、1.63インチ x 1.45インチしかないディスプレイは、時計自体の大きさを考えるとかなり小さく感じます。広すぎるベゼルは、私のLCARSウォッチフェイスとあまり相性が良くありませんでした。


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他のAndroid Wear搭載スマートウォッチに比較するとかなり安いものの、Bluetooth 4.1、Wi-Fi、動きやジェスチャーを感知する各種センサー、しかも防水まで、スマートウォッチに期待されている機能はちゃんとついています。プロセッサは多くのAndroid Wear搭載スマートウォッチが使用しているクアルコムのSnapdragon 400で、ゴリラガラスに包まれており、実に強固な感じがし、傷もつきません。

興味津々な猫ちゃんの前にもひれ伏しません。


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ZenWatch 2の本体にはシルバー、ガンメタルグレー、ローズゴールドがあり、様々なバンド(中には高級レザーまであり)と組み合わせることができます。私はガンメタルグレーと高級レザーにしました。見た目は非常に良いのですが、何しろ革なので、小さい手首には付け心地は良くありませんでした。


素晴らしい電池持続時間とその他色々


常にマイクロUSBに繋がれたガジェット群に私はウンザリなので、ZenWatch 2の持続時間には驚かされました。メッセージをやり取りし、グーグルマップを頻繁に使い、通知を読むためにひっきりなしにスクロールしても、2日ごとに充電するだけで事足りました。例え電池を使いきっても、フルに充電するまでの時間は40分だそうです。少なくともAsusによれば。

また、Android Wearの省電力モードは実にスマートです。これはアクティブに時計を使用していないときでも、電力を極力使わずに情報を表示してくれるモードなのですが、こんな感じでウォッチフェイスをクールでミニマルな表示にしてくれます。


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LCARSインターフェースの面影をちゃんと残しており、手首を振ると色が戻ってきます。省電力モードでも通知を見ることができるので、非アクティブな状態にしておくのが最も電力の節約になるでしょう。

Android Wearはローンチされた当時から基本操作は変わっていません。左にスワイプしてアプリを表示し、タップで起動します。



私が去年Android Wearを使い始めて以来、アプリの数は確実に増えています。また、ウォッチフェイスの種類も増えたおかげで、私もスター・トレック愛を表現することができるようになりました。

最も改良されたものの1つがグーグルマップです。他の端末とほぼ同じように使うことができるようになりました。自分の現在地をピンポイントで表示し、近隣にあるものをスワイプで見たり、ナビゲーションも簡単に行なえます。また、ZenWatch 2は現在最も薄いスマートウォッチの1つです。薄さはiWatchレベルですが、価格は半分以下です。こういうとき、スマートウォッチのゆっくりとした、でも確かな進歩を垣間みることができます。


困った問題


しかし、まだまだ問題はあります。ただAndroid Wear全般にしても、スマートウォッチ全般にしても、いまだに欠点は多くあります。なので、ZenWatch 2への私の不満はあまり驚くことではないかもしれません。

まずは扱いにくさです。腕につけたタッチスクリーンは、ただ手すりに寄りかかっているだけなのか、操作したくて触っているのか判別できません。うっかりスクリーンを触ってしまい、ウォッチフェイスが勝手に変わってしまったことは数えきれないです(フェイスを変えるジェスチャーがスクリーンの長押しなので)。結果、何度も間違って設定されたフェイスを直す操作が必要でした。

そもそもインターフェース自体が扱いにくいのです。次の予定や通知をひと目でわかるようにするためのAndroid Wearは、確かにGoogle Nowを手首につけたようではあります。そういう意味でスマートウォッチは非常に便利です。スマートフォンをバックパックに入れてあるときなど、電話がかかってきているのを振動で教えてくれます。また、メッセージもかなり書いてみました。音声認識と絵文字検索の両方を使ってみたのですが、後者は機能的にはそこそこでした。



上の画像は私が友達に絵文字を送っているところですが、タップ回数が非常に多いのがわかりますか? 「これもう携帯でやった方が良くない?」と考えてしまうまでそう時間はかかりません。使い始めて1週間後にはすでに、指が震えだしましたよ。

さらに、LyftやCitymapper等のアプリやスマートフォン自体との、フラストレーションのたまる連携があります。スマートウォッチで始めた1つのアクションを終わらせるために、スマートフォンを操作しなければいけないことが頻繁にありました。じゃあ何のためにそもそもスマートウォッチなんか買ったのかという話です。


このスマートウォッチ、あなた向きかな?


欠点はスマートウォッチ全般に言えることなので、ZenWatch 2だけをやり玉にあげるのはフェアではありません。でも、生活の中にAndroid Wearを導入してみたいと思うのなら、ZenWatch 2は適切なスタートかも知れません

初代を持っている人はアップグレードすべきか?と問われれば、そうすべきだと思います。特に価格を見れば、Moto 360などよりも明らかに購入しやすいですからね。ベゼルの広さを許容できるなら、ですが。

もしあなたがスマートウォッチをまだ持っていないなら、1つ忠告しておきます。スマートウォッチはまだそこまでスマートではありません。見た目はクールだし話のタネにはなるでしょうが、そこまで実用的ではありません。ジェームズ・ボンドみたいなリストウォッチが欲しいなら、あと数年は待つ必要があります。ですが、必ず来ます

ちょっとしたガジェットで遊びたくて、少しくらい使えるお金があるのなら、ZenWatch 2はオススメです。


ZenWatch 2スペック



  • OS: Android Wear

  • CPU: Qualcomm Snapdragon 400 (APQ 8026), quad ARM, 1.2GHz

  • ディスプレイ: 1.63インチ 320x320 AMOLED (ラージ); 1.45インチ 280x280 AMOLED (スモール)

  • サイズ: 49.6mm x 40.7mm (ラージ); 45.2mm x 37.2mm (スモール)

  • バッテリー: 400mAh (ラージ); 300mAh (スモール)

  • Wi-Fi:

  • Bluetooth 4.1:

  • 防水:

  • 価格: 129ドルから(約1万6千円)


Annalee Newitz - Gizmodo US[原文
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