もしも1950年代にNetflixがあったら?

レトロフューチャーやスチームパンクなデザインの映画を見ると、未だにフィルコ・プレディクタからインスピレーションを受けたと思われるモニターのデザインが散見されます。世界初の縦方向に回転可能なテレビで、尚且つ当時最も薄いそのデザインは時代を先取りしていました。そんなプレディクタに、もしNetflixを見る機能が備わっていたら、どうなっていたのでしょう?

Netflixのエンジニア達も同じ疑問を持っていたようで、50年代のテレビセットを改造し、本当にNetflixが観られるようにしてしまいました。The Vergeによれば、これはNetflixがスタッフ達のために開催しているNetflix Hack Dayの一環で制作され、下のビデオをご覧になれば分かる通り、結果は大成功でした。

メニューの操作にはテレビの左右のノブを使用し、テレビが使われていた時代の映画を、当時の雰囲気を味わいながら楽しむこともできるし、最新の映画をあえて白黒の荒い画面で観ることもできます。偶然にも、プレディクタは当時としては初めての平面に近いスクリーンを備えていました。勿論いまの時代のテレビには到底及びませんが、発売された時代を考えればかなり先を行っていたことがわかりますね。

Netflix Hack Dayで作られたほかの物には、もっと実際に使えそうな物もいくつかあります。たとえば、OK Netflixというアプリは、携帯に向かって映画やドラマのセリフを言うと、それを元にNetflixを検索し、セリフが出てくる瞬間から映像を再生します。また、Smart Channelsというアルゴリズムは、ユーザーの視聴履歴を元にセレクトされたチャンネルを作り出します。これらはもしかしたらいずれ実際にNetflixの機能に組み込まれるかも知れません。プレディクタは…残念ながら無理ですかね。

source: Netflix via Verge

Jamie Condliffe - Gizmodo US[原文

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