アーティスト“三浦大知をイノベーションする”前代未聞のプロジェクト「Dance with 3D DAICHI」。制作現場に独占密着!

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え? 俺も三浦大知になれるの!?

沖縄出身のダンスボーカルユニット「Folder」のメインボーカルとして9歳でデビューした三浦大知さん。2005年にソロ・デビュー後、現在はボーカルやダンスだけではなく、作詞・作曲・振付までマルチにこなすアーティストとして活躍しています。

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そんな彼の最新アルバム「FEVER」が9月にリリースされました。それに伴い、あるプロジェクトが始動しました。その名も「Dance with 3D DAICHI」です。

三浦大知と一緒に踊れちゃう!?

この「Dance with 3D DAICHI」、いったいどんなプロジェクトなのでしょうか。

テーマは「三浦大知をイノベーションする」。イノベーションとは「技術革新」。つまり「三浦大知を技術革新する」となります。

実はこのプロジェクト、これまでにない斬新なもの。簡単に説明すると、三浦さんと一緒に、三浦さんと同じように踊れるんです!

これだけじゃわかりませんね。それでは説明しましょう。

あなたがやることはただひとつ。SNSを使って写真をシェアするキャンペーンに応募するだけ。すると抽選で選ばれた人がなんと3D化されて、今回のキャンペーンのために特別に製作された、三浦さんのシングル「SING OUT LOUD」のミュージックビデオの中で、3Dになった三浦大知(これが「3D DAICHI」)と踊る映像に参加できます。そう、映像の中の話ですが、三浦さんと一緒に踊れるんです!!

なかなか画期的なプロジェクトですね。まさにイノベーション!

「3D DAICHI」と一緒に三浦さんのダンスを踊る映像を作るというこのプロジェクトには、さまざまな最新技術が駆使されています。メイキング動画がスペシャルサイトで公開されていますので、ご覧ください。

その制作現場にギズモード・ジャパンが密着してきましたので、どんなテクノロジーが活かされているのか、見てみましょう。

5台のビデオカメラでモーションキャプチャ

まずは、「3D DAICHI」を作るため、三浦さん本人のダンスをデータ化。これには、実際の人間の動きをデータ化して、リアルな動きを再現するモーションキャプチャの技術を使用しています。制作にご協力いただいたのは、3DCG制作会社の6次元アニメーション。3DCGを使ったアニメ制作を多数手がけています。

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撮影も、6次元アニメーションで行いました。スタジオでは5台のビデオカメラを設置し、三浦さんのダンスをキャプチャします。

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モーションキャプチャには、体にセンサーを取り付けてキャプチャする機械式と呼ばれるタイプもありますが、今回は、動いている被写体を動画で撮影し、動画内の色で動きを認識するタイプを使用。このタイプは、データを後から修正しやすいというメリットがあります。

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色認識タイプのモーションキャプチャでは、被写体の服の色がとても重要。今回はNew Balance協力のもと、動きやすくかつモーションキャプチャに適した色味の衣装を提供していただきました。

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三浦さんのダンスをキャプチャしたら、データをパソコンに転送。動画データは一人分でおよそ9GBとかなりの大容量のため、転送にも時間がかかります。

この3D DAICHIがダンスする動画のレンダリングには、IBMの「SoftLayer」というサーバー技術が活用されています。この技術を使うことで、普通なら膨大な時間がかかってしまうレンダリング処理も、スキャンしたデータから素早く動画を生成することが可能になっています。

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パソコンにデータが転送されたら、あとは映像の三浦さんとデータの位置を合わせて、動きなどを修正していきます。その動きはまさに今踊っていたものと一緒。これには三浦さんも目を丸くして驚いていました。

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この時点では、まだ動きだけ。「3D DAICHI」のもうひとつの重要な要素である、3Dモデルを用意します。

三浦大知を3Dスキャン

お次は三浦さんの3Dモデルを作ります。これはギズモード・ジャパンを運営するメディアジーンの系列会社であるデジモで行われました。

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使用しているメイン機材は、4台のスキャナー。通常3Dスキャンを行う場合、被写体を360度撮影する必要があるため、大量のカメラが必要になります。しかしデジモの場合は、被写体を360度回転させて撮影するため、カメラの台数は少なくてもOKなのです。

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一度に撮影する写真は120枚。被写体となる人は回転台の上に乗って1分ほど止まっている必要がありますが、まばたきくらいなら特に問題ありません。

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今回は、キャンペーン用のダンス衣装のほか、シングル「SING OUT LOUD」の衣装などを撮影しました。

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撮影した120枚の写真はその場でレンダリング。あっという間に3Dのデータができあがります。

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あとは、ここに別に撮影した顔や洋服などのテクスチャを貼り付ければ、データは完成。本物そっくりの三浦大知3Dモデル=3D DAICHIができあがりました。

モーションキャプチャで作成したダンスデータ、3Dスキャンで作成した3Dモデルを3DCGソフト「MikuMikuDance」(MMD)で合成すれば「3D DAICHI」の完成です!

特設サイトから応募するだけで、夢のコラボが実現!

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今回のキャンペーンの最大の特長は、自分がダンサーになって三浦さんと踊っている映像が作れるということで、今まで見るだけだったビデオに自分も参加できるのです。

申し込みは簡単。特設サイトから「あなたの“心踊る”写真をTwitterやFacebookでシェア」して応募するだけ。その中から抽選で50名がデジモにて3Dスキャンされて、デジタルダンサー化させます。

先ほど説明したとおり、今回は三浦さん本人の動きをモーションキャプチャしていますので、そこに3Dスキャンデータを適用すれば、あたかもあなたが踊っているかのような映像ができあがります。

映像を見ると、三浦さんの隣で三浦さんクオリティのダンスを踊る自分がいるわけですから、不思議な感じがするかもしれませんね。

三浦さんのダンスを踊れるようになるには、かなりの時間と体力とセンスが必要ですが、このキャンペーンは渋谷に来て3Dスキャンをするだけでアッという間にできちゃう、とっても簡単なところが魅力。

これも3DCG、モーションキャプチャ、3Dスキャンといったテクノロジーとイノベーションがあったからこそ。

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そしてそして、常に最新のエンターテインメントに挑戦する、イノベーティブなアーティスト、三浦大知さんがいたからこその企画といえます。

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今までにない、新しいキャンペーン「Dance with 3D DAICHI」。三浦大知さんの最新アルバム「FEVER」を聴いた方も、まだの方もぜひ応募してみましょう。バーチャルな世界ならではの、夢のコラボが実現できますよ!!

source: 3D DAICHIキャンペーンサイト(PC)モバイルサイト三浦大知

(撮影/執筆:三浦一紀)