深宇宙探査用アンテナの守護鳥・ナーラだよっ

深宇宙探査用アンテナの守護鳥・ナーラだよっ 1

アタイのシマに勝手に入ってくんじゃないよ!

スペインにはセブレロスという巨大な深宇宙探査用のアンテナがあります。このアンテナに住み着いている一匹のハヤブサが、研究員たちのリサーチに非常に役立っているそうです。ナーラと名付けられたこのメスのハヤブサ、なぜか他の鳥をアンテナに寄せ付けない効果を持っているとのこと。

ハヤブサが獲物を捕らえる時の急降下は時速320キロにも達し、その鋭い爪は小動物を簡単に切り裂くことができるので、鳥類界でのかげろうお銀(由美かおる)的なリスペクトを集めているということなんでしょうか...。

なぜ研究者たちがナーラを有り難がっているかと言うと、ナーラがやって来る前はもっと小さな鳥たちがたくさんアンテナに巣を作って住み着いていたそうです。そして当然のようにをポタポタと落として研究者たちを困らせていました。しかしナーラがやって来てからはなぜかアンテナに小さな鳥たちが群がることがなくなったそうです。

中世から伝わるハヤブサ秘伝の交渉術にちがいないって我々は言ってるんだけどね。何であれ効果てきめんだよ。

と研究者たちには重宝されているようです。

以前は鳥の糞を掃除する手間がすごくかかっていたのですが、今では研究者たちも本来の研究に集中できるようになりました。すぐそこのアンテナに住むナーラのおかげで8億キロ先の宇宙に取り組めるってなんだかロマンチックですよね。

source: ESA

Jamie Condliffe - Gizmodo US[原文

(塚本 紺)