太陽活動が活性化。NYなど広範囲でオーロラを観測

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オーロラは地球上見られる最も美しい自然のライトショーのひとつですが、それは極寒の地に住まう勇気ある精神を称えるご褒美のようなもの。しかし今月初旬、磁気嵐の影響によりいつもより緯度が低い土地でも、広範囲にわたってまばゆく鮮やかな夜空を楽しむことができました。

そもそも、オーロラはどのようにして生まれるのでしょうか?

それは、太陽の表面温度の上昇によって始まります。太陽の活動が活発になると、高エネルギー光波と荷電粒子の流動体、つまり「フレア」が作りだされます。また、太陽はときどき磁気プラズマの巨大な雲を宇宙に噴出させ、この現象は「コロナ質量放出」として知られます。これらの現象により太陽の物質が地球にむかって近づいてくると、私たちの惑星の磁場とぶつかって磁気嵐を生み出すわけですね。

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上の画像のヒートマップでは、11月上旬の太陽活動でオーロラが見えそうな場所が事前に示されていました。

Image Credit: NOAA

そして、磁場に含まれる障害物が荷電粒子を乗せて地球に降り注いでくるときに、大気中の分子とぶつかって発光することでオーロラが発生します。

ちなみに、黄色っぽい緑は酸素が、青や赤紫は窒素が発光しているそうですよ。

NASAによると、この11月初週はウィスコンシン州(北緯42度)やニューヨーク州(北緯40度)など通常オーロラが発生するよりもかなり南側で観測されました。太陽の表面にあるコロナホールから高速の太陽風が流れてきたために発生したとのことです。ちなみに日本では北海道が同じような北緯にあたりますが、やはり太陽の活動が活発になると、ときどきオーロラが見られるようです。

めったに見られないオーロラに、世界の寒いけど普段そんなにオーロラが見られない街に住む人々は大興奮。美しい写真とともに続々とツイートしていましたよ。

米ワシントン州エレンスバーグ(北緯45度)

カナダ オンタリオ州グレイ郡(北緯約45度)

米ミシガン州(北緯約45度)

米ウィスコンシン州セントクロワ郡(北緯約45度)

米アイオワ州マドリッド(北緯約41度)

スコットランド、フォレス(緯度約57度)

ノルウェー、トロムソ(北緯約69度)

スコットランド、ロジーマウス(北緯約57度)

米ウィスコンシン州イーグルリバー(北緯約49度)

米イリノイ州シカゴ(北緯約41度)

source: NASA, NOAA

Top image: Scott Pearson / Twitter

Maddie Stone - Gizmodo US[原文

(Rumi)