監視社会の終焉か? NSAの情報収集プログラム、ついに終了のお知らせ

監視社会の終焉か? NSAの情報収集プログラム、ついに終了のお知らせ 1

終わりの始まり。

エドワード・スノーデン氏のリークで明らかになった米国家安全保障局NSA)の通話情報収集プログラムが、この週末に終了を告げました。正確には東海岸28日23時59分(日本時間29日13時59分)。…と言っても、引き続き情報を手に入れる手段はあるので、目をつけられるであろう「アイラブISジハード!」みたいな電話をするのはおすすめしませんが…。

NSAによる通話情報の収集を禁止する米国自由法(USA Freedom Act)は6月に可決されましたが、180日間の移行期間が設けられていました。その180日間の終わりが、11月28日土曜日。ということで、これからは電話でマズイ発言をしても…いや、しないでくださいね。

新たな自由法のもとでは、あやしい人物の通話情報を手に入れたい場合、 NSAや警察などは裁判所の命令をもらってから通信会社に頼む必要があります。

しかしロイター通信によると、NSAがこれまで収集したデータは、すぐに消されるというわけではなさそうです。

ホワイトハウスによると、NSAがここ5年間集めてきたメタデータは、データの整合性を確認する目的のため、来年2月29日まで保存されます。

その後、決着がついていない訴訟が解決したら、NSAはすべての履歴を消去する予定です。

NSAのスパイ行為が終わるのは喜ばしいことですが、スノーデン氏のリークから今回の終了に至るまで長い時間がかかりました。さらにロイター通信は、先日起きたパリのテロのため、国家安全保障への懸念が高まっていることも指摘。プライバシー保護と安全確保、いいバランスが取れればいいのですが。

「憲法に違反する政府を暴露し、議会に修復させたスノーデン氏は未だに裏切り者なのか?」と投資家Chris Saccaはツイート。そう思っている人も少なくないはず...。

source: Reuters

Kate Knibbs - Gizmodo US[原文

(conejo)