まるでSurface BookなMacBookの特許をアップルが取得

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これは「iPad Pro」よりもいいかも?

このほど米国特許商標庁(USPTO)は、アップルが第9,176,536号の特許を取得したことを明らかにしたのですが、まるでMacBookのような本格的なキーボードベースのラップトップから、ワンタッチでディスプレイ部の着脱を可能にするデザインの詳細が示されていますよ!

Surface Bookが好評を博している理由の1つに、ディスプレイとキーボードベースをつなぐヒンジ部の完成度の高さがあります。きしみもなく、本当に着脱式のディスプレイなのか疑ってしまうほどの出来栄えなのに、いざリリースボタンを押すとスムーズにディスプレイが独立してタブレットへ。アップルが目指している製品も、ほぼ同じようなコンセプトですが、最初に特許が申請されたのは4年以上前の話で、もしかするとマイクロソフトよりも以前から、まるでSurface Bookのような新MacBookの発表を狙ってきたのかもしれません。

なお、アップルの特許で興味深いのは、ほぼディスプレイ部分になんでも詰めこんで、重いタブレットになってしまったSurface Bookとは異なり、よりキーボードベースを重視している設計でしょうか。プロセッサーからバッテリー、ワイヤレスチップ、各種ポートまで、基本的にはMacBookと同様にキーボードベースの本体へと搭載。一方、タブレットとして独立するディスプレイ部は、最小限の軽量仕様となり、パワフルスペックのキーボードベースと通信しながら、表示データや電力の供給を受けるようです。あくまでもディスプレイは、キーボードベースから取り外しても動作するコンパニオンのような存在で、完全に単体でiPadのように使えるというわけではないのかもしれません。

なお、ほかにもアップルは、MacBook関連の特許を同時に取得していて、第9,178,509号の特許からは、感圧タッチに対応する新キーボードの存在が明らかになっています。同じキーでも、タイプするときの力に応じて動作が異なり、このほど「iPhone 6s」で搭載された感圧タッチが、MacBookの各キーにまで備わる見込みですね。

いずれもアップルが数年前から特許申請していた技術が判明したに過ぎず、実際の製品開発にまで進んでいるかどうかは定かではありません。でも、両特許技術を採用したMacBookが本当に発売されたら、また新たな時代の幕開けとなりそうですよね〜。

source: Patently Apple

(湯木進悟)