世界最速スパコン、日米を尻目に中国が大躍進のランキングに

世界最速スパコン、日米を尻目に中国が大躍進のランキングに 1

1位じゃなきゃダメなんです!

そう中国が叫んでいるのかどうかは定かではありませんが、スーパーコンピューター(スパコン)の計算速度で競われる世界ランキング「TOP500」において、中国がメキメキと力をつけてきていますよ。米国は脅威に感じてもいるみたいですね……。

ランキングのトップは、3年連続で中国の「天河2号」が堅守。毎秒33.862ペタフロップという、1秒間に3京3862兆回もの計算速度を記録し、2015年11月時点の最新ランキングにおいて、圧倒的な強さで世界トップ性能のスパコンの座を守りましたよ。2位には米国の「Titan」が入っていますが、その性能は17.590ペタフロップと、天河2号には倍近い差をつけられてしまっています。

気になる日本一のスパコン「京」は、毎秒10.510ペタフロップの計算速度で、4位に甘んじていますよ。一時は世界最速スパコンとして話題になった京ですけど、ここ3年間は4位が定位置となっています。また、トップ10に入った唯一の日本のスパコンでもあり、米国が5つものスパコンをトップ10入りさせているのに対して、大きな力の開きを感じさせられるところでしょうか。

とはいえ、今回発表された最新ランキングにて、もっとも大きな躍進を果たしたのは中国。わずか半年前にはトップ500の総合ランキングに、37のスパコンが名を連ねているだけでしたが、現在では109ものスパコンがランクインしています。一方、上位にこそ強みを見せる米国ではありますが、総合ランキングには、1993年の発表開始以来で最低数となる200が入るのみとなってしまいました。次々とランク外へ米国のスパコンが落とされていって、代わりに中国のスパコンがドシドシと台頭してきているのが現状のようですね〜。

なお、上位に並ぶ他国のスパコンでも、実際には中国メーカー製のものも多く、この分野での中国の力は侮れないものになってきたと警鐘を鳴らす意見も少なくないんだとか。次は久々に日本のスパコンにも発奮を願いたいところですけど、いかがなものでしょうか。

source: TOP500

Jamie Condliffe - Gizmodo US[原文

(湯木進悟)