事故から1年。ヴァージン・ギャラクティックのテスト飛行、来年頭を予定

事故から1年。ヴァージン・ギャラクティックのテスト飛行、来年頭を予定 1

着々と、一歩一歩。

死亡者1名を出したテスト飛行中の爆発事故から早くも1年。ヴァージン・ギャラクティックは、再び立ち上がり次のステップに進もうとしています。

カリフォルニア州のモハビ砂漠にて現在開発中のSpaceShipTwoは、前機から多少手が加えられたバージョン2とも言える機体。正式名称はまだありません。ヴァージン・ギャラクティック創設者であるリチャード・ブランドン氏が、ネタ元のMashablen語ったところによりますと、来年2016年の2月頃には、この新型スペースシップの完成お披露目ができるといます。お披露目が終れば、テスト飛行が始まります。

事故から1年、ヴァージン・ギャラクティックは体勢を立て直しました。事故直後は、非常に厳しい状態で、事業が続行されるのかすらもはっきりせず、ブランソン氏への批判もありました。特に、機体の開発元でありテスト飛行を監修したScaled Compostesと距離を置こうとしたことも、批判を浴びた要因の1つでした。しかし、宇宙旅行という前人未到のゴールのため、ヴァージン・ギャラクティックは再び起きて歩き出し、新たな機体を開発し、もうすぐテスト飛行というところまで戻ってきました。

もちろん、事故の再発防止のため、ヴァージン・ギャラクティック、Scaled Compostesともに対策を講じています。死亡した副操縦士の運転ミスが昨年の事故原因となったことをふまえ、パイロットの人的ミスをできるかぎり減らすための仕組みが新型機には組み込まれています。加えて、使用する混合ロケット燃料も改良。また、テスト飛行の監修もScaled Compostesではなく、ヴァージン・ギャラクティック自身が行なう予定となっています。ヴァージン・ギャラクティックの最高経営責任者であるGeorge Whitesides氏も「事故を防ぐために、機体を少し改善する必要があった」と語っています。

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Artistic impression of LaucherOne (Credit: Virgin Galactic)

普通の人が宇宙旅行を楽しむ時代に…。その実現のためには、改良に改良を重ねて前へ進まなくてはなりません。事故や批判が起きたなら、そこから学び改善し次につなげなくては意味がありません。ヴァージン・ギャラクティックは、今また1つ壁を乗り越え歩みを進めたと言っていいでしょう。いや、それを言えるのは来年のテスト飛行が完了したときですね。

source: Mashable, SpaceFlight Now

George Dvorsky - Gizmodo US[原文

(そうこ)