Google Venturesも支援。ちいさくてパワフルなWi-Fiルーターがやってくる

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自宅のワイヤレスの頼りなさにうんざりしていた人も、ごっつくて無機質なデザインのハードウェアに愛着を持てなかった人も...いままでのWi-Fiルータとはちょっと違う"Luma"に注目が集まっています。

Lumaは、人々を長年悩ませてきたWi-Fiのあらゆる問題を解決しようと2年前から本格始動されたスタートアップ。...うーん、とはいっても「あなたのWi-Fi問題、解決します」と謳うメーカーは、山ほどあるはず。...なんて、Wi-Fiのこととなると、ちょっと半信半疑に身構えてしまいますよね。

Lumaはどんな部分がスペシャルなのでしょうか?

物理学的な観点からも理に適っているといわれるメッシュネットワーク。動画の通り、小さくて強力な複数のルータが、家中をカバーするのがLumaの特徴です。ちなみに、高速な回線を可能にするといわれる802.11ac対応なのだそう。

従来のワイヤレスの場合、家庭に1台ルーターを用意しても、家中どこでもいつでも安定的にネットを利用できるとは限らなかったものです。これは、ワイヤレスネットワークには、建物の構造上の問題や障害物が原因でブロックされたり跳ね返ったりする性質があるため。

企業で使われるようなシステムは、費用をかけて、多くのイーサーネットケーブルで賄うことがしばしば。家庭では、単一のマスターを頼ったり、救いを求めてワイヤレス中継機を試したりするなど...でもでも実際お金をかけて得られるのがそこそこの結果なんてのは避けたいし、よく分からない設定にも悩まされたくないものです。

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Lumaの場合、アンドロイドやiOSアプリでコントロール可能で、モバイルから簡単にセットアップできるようです。...と、ここでお気づきの方は、さすが。鋭いです。

似たようなもので、グーグルがさまざまな機能を詰め込んだ高速Wi-Fiルータ「OnHub」が今年の夏に発表されていました。以前ギズでも解体されて中身が露になっていましたね。

グーグルのOnHubの場合、1つのアプリで同じネットワーク上に誰がいるか、どんなコンテンツを閲覧できるようになっているか、など全システムをコントロールできるほか、Luma同様、セットアップも難しくないのだとか。さらにオプションとして、たとえば子供の利用時間を制限したり、Wi-Fi接続をブロックしたりすることも可能なのだそうです。

またそのほかにも、「Eero」というWi-Fiスタートアップのルータも話題になっていました。これは、大幅な延期が続いているようですが...。

まったく新しいサービスでも無さそうなLuma。それでも注目されるのは、Lumaの関係者メンバーのタレント性がひとつの要因かもしれません。

創業者は、セキュリティやネットワーク関連のスタートアップで成功したバックグラウンドを持つPaul Judge氏とMike Van Bruinisse氏。また投資家の一覧のなかにはGoogle Venturesの名前も確認されています。

ルーター1台のお値段は約200ドル(約2万5,000円)、3台セットで500ドル(約6万円)ほど。次の月は半額となっていますが...正直、安くはなさそうです。が、いまなら割引のチャンスありですよ。

というのも、3台で約250ドル(約3万円)というお値段で、すでに先行販売中公式ウェブサイトまたは、スタートアップに特化されたアマゾンのオンラインストアAmazon Launchpadにてオーダーした方には、2016年上旬に手元に届くと発表されています。

どのくらい頼りになるのかしら...かなり気になります!

Chris Mills - Gizmodo US[原文

(Rina Fukazu)