新登場の農業用ドローン、スマート農業に貢献なるか?

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日本の田園風景でも目にする日はくるかな?

ドローンメーカーのDJIは11月27日、農業用ドローン「Agras MG-1」を発表しました。Agras MG-1は本体下部に10kg分の液体タンクを搭載し、農薬の散布などに利用されます。

Agras MG-1は農薬という重量物を抱えるために、ローターを8個搭載した若干大柄なドローンです。散布性能は1時間に7~10エーカーが可能で、なんと手動の40倍の効率! さらにリアルタイムで地形をスキャンして高さと距離を保ち、移動速度に合わせて農薬の散布量を調整します。

現代の農業はTPPの合意を受けた大規模化や、消費者とより結びついた流通などがトレンドですが、中でも日本で今注目されているのはITを活用したスマート農業です。そしてそのスマート農業の柱となるのが、ロボットの導入による生産効率の上昇と労働負担の軽減。今回の農薬散布ドローンの圧倒的な効率性を見ても、ドローンはじめロボット導入のメリットは計り知れません。

また、Twitterの反響を見ると1万5,000ドル(約280万円)という価格にも注目が集まっているようです。

「これ、田舎の農家が導入すると思うんだけど…高すぎたりしないの?」

「全然。トラクターなんて25万ドル(約3,100万円)もするよ。1万5,000ドルなんて、農薬散布の有人飛行機の保険よりも安いでしょ。」

なるほど。このやり取りを見ていると、農薬散布用ドローンは効率が良いだけでなく、非常に安価なのがわかりますね。

Aguas MG-1は中国と韓国で先行発売されていますが、続いて他の国や地域でも販売開始される予定だそうですよ。

source: DJISlash Gear農林水産省

(塚本直樹)