辛口で振りかえる…アップルの2015年失敗作8選

辛口で振りかえる…アップルの2015年失敗作8選 1

怒らないでね……。

スタイリッシュなデザイン。、世界を一変させる斬新なアプローチ。アップルが世に出す商品やサービスの数々に、こうした賛辞が送られてきましたよね。でも、2015年はいかがだったでしょうか?

ハードウェア、ソフトウェアともに、いろんな新発表を行なったアップルではありますけど、米GIZMODO編集部では、使えば使うほど納得がいかないという不満批判も少なくなかったようです。かなり独断と偏見もあるかもしれませんが、ご参考までに紹介しておきましょう。2016年にこそ期待という願いもこめて~。

MacBook

アップルは、期待されていたMacBook Airの新モデル発売を見送り、代わりに通常のMacBook新モデルを春に発売しました。でも、これって本当にMacBookなの?

思わず、そんな感想が口に出た人も多かったみたいですよ。だって、そもそもポート1つしか存在しないMacBookに、1,300ドルもかける必要があるのでしょうか? もしポートを増やしたければ、80ドルするドングルをお買い求めくださいって、これなら昔のMacBook Airのほうが、よっぽど価値があったように思えますね。

Apple Watch

ようやく手元の腕時計でメッセージを確認できるようになりました。長らく数々の噂やリークで盛り上がり、まさに待望のアップル初のスマートウォッチとして登場したApple Watchでも、結局は、これでできることって、ほかのAndroid Wearのスマートウォッチと大差なかったようですよね。

もっとスゴいデザインを期待していた人も少なくなかったみたいですが、アップルのシンプル重視のスタイルでは、これが最善の結果だったのでしょう。売れないApple Watchを普及させようと、値下げキャンペーンが実施されているケースも珍しくありません。でも、いまのままの電池の持ちの悪さでは、とても使い勝手がよいとは評されないところでしょうか。

Apple Music

アップルが音楽ストリーミングに参入するのは遅すぎました。もちろん、ほかの製品サービスにしても、アップルは常に世界で初めて発表を行なうのではなく、やや遅れてでも先行他社を上回る、独自に光るなにかがあったため、後発でも大成功を収めてはきたのですが、Apple Musicに関しては、まるっきりダメみたいですね。

率直に評価するならば、もはや先進性を失っていたBeats Music焼き直しで登場しただけだったのでは? だから、あまりに使えないBeats 1やConnectみたいな機能ばかりです。まぁ、仲直りしたテイラー・スウィフトのコンサートドキュメンタリーを独占配信してくれたのだけは、最高にうれしかったですけど……。

Apple Pencil

これはスタイラスペンといわないでください。あえてペンシルのネーミングで、すばらしい表現力をタブレット上に実現するApple Pencilは、確かによい仕上がりだったでしょう。

辛口で振りかえる…アップルの2015年失敗作8選 2

でもね、この充電スタイルはないのでは? マグネット式キャップの下に隠れているLightningコネクタを、まさにiPad Proへブッ差すという感じです。ダサい。もしジョブズが生きてたら、こんなアップル製品に本当にオッケーを出したのかどうか~。

iPad Pro

ついに12.3インチサイズというビッグスクリーンのiPadが誕生しました。お値段だってビッグスケールで、キーボードなしでも10万円が飛んでいくiPadです。iOSというモバイルOSしか使えないのに、この値段はないでしょうね。

iPad Proを、まるでMacBookのようにバリバリと使おうとしたユーザーは多いでしょう。でも、やっぱりこれは、所詮は大きな画面のiPadでしかありません。オプションの高いキーボードも、パソコンライクに使うと考えれば、いまいちの出来栄え。Apple Pencilについては、すでに上で紹介したとおりですし、スタイラスはSurface Bookのほうがかっこいいかな。

Live Photos

iPhone 6sおよび6s Plusの新機能として登場してきたLive Photos。シャッターを押す前後の動きやサウンドまで同時に保存されるため、まさに動きのあるライブな写真が撮れるという宣伝文句でした。きっと個人差があるのでしょう。残念ながら、これですばらしいショットが撮れたことはあまりないですね。間違えてビデオを撮影しようとしたのってレベルのものしか、なかなか撮れないんですよ……。

3D Touch

個人的には、最も使ってみてガッカリさせられたのが、新たな感圧タッチによるUI(ユーザーインターフェース)でした。同じポイントでも、タッチのチカラ加減で3Dな使用感を実現すると謳われていたのに、実際に使っているのは、ホームスクリーンから3D Touchでメールを一発作成する機能くらいですね。まだ残念なことに、3D Touchならではの対応アプリが出てきていないのでしょう。

使い始める前までは、これでiPhoneにも、デスクトップならば右クリックに匹敵するようなUIが加わり、マルチタスクで大いに作業効率もアップするはず。そんな期待を抱いていただけに、あまりにできることが少なくてガッカリでした。いろんな可能性は秘めているのでしょうけど。

Apple Maps

アップルはデフォルトで使わせようとしていますが、わざわざGoogle Mapsの代わりに、好んでApple Mapsを使い続ける人なんているのかな? でも、アップルは、まだまだ決してあきらめてなくて、ついに昨夏には、一部の都市で各種交通機関の乗換案内機能が、遅ればせながら実装されました。う~ん、とはいえ、やっぱりApple Mapsの使い勝手が格段に向上したとはいえませんね。いつの日か、Apple MapsがGoogle Mapsを超えるときがやってくるのでしょうか?

Mario Aguilar - Gizmodo US[原文

(湯木進悟)