口約束じゃダメ…中国、クリーンエネルギーで本気の大気汚染対策を公言中

2015.12.04 10:45
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一刻も早い実施を望みます……。

このところ、中国の北京では、史上最悪レベルの大気汚染が続いていることが繰り返し伝えられていますよね。微小粒子状物質(PM2.5)の濃度は、とっくに環境基準を超えてしまっています。厚いスモッグが空一面を覆うなか、市民には外出を控えるように呼びかけがなされていますよ。

毎年のように深刻な大気汚染に見舞われて、もはや抜本的な対策なしでは不安が募るばかり。なんといっても、中国の二酸化炭素排出量は、米国を抜いて断トツの世界トップとなっていますからね。

折しも、フランスのパリでは、地球温暖化対策について話し合う国際会議「COP21」が開催中。世界196カ国の代表者が集う同サミットにて、中国は、風力や太陽光発電など、クリーンエネルギーへの大胆なシフトを公言しましたよ! なんでも2030年までに、国全体の電力の20%を、再生可能エネルギーのみでまかなう計画が打ち出されていますね。

中国の大気汚染の主な原因としては、石炭の燃焼があがっており、地球温暖化を加速させるばかりか、多くの市民の呼吸器系疾患の増加が懸念されています。しかしながら、新たに中国政府は、火力発電所からの二酸化炭素排出量を、2020年までに年間1億8000万トン削減する目標を明らかにしています。また、電力事業に絡む排出量を、2020年までに全体で60%削減すると発表。米国を上回るスピードで環境対策を進める意欲を示しましたよ。

COP21の成果が、どれほどのものになるのかは定かではありません。とはいえ、こうした国際会議が、二酸化炭素排出大国へ、抜本的な対策を迫るプレッシャーをかけていることは間違いないでしょう。なお、目標通りに本当に対策が進むのかは疑問ですけど、中国の代表者は、富裕層が環境保護に対して、もっと真剣に取り組んでくれることがカギになると説明したんだとか。新計画が絵に描いた餅で終わらないよう、さらなる資金面での支援も要求しているようですね。


source: The Guardian

Maddie Stone - Gizmodo US[原文
(湯木進悟)

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