クリスマスにホバーボードをプレゼントする前に考え直してほしいこと

そこのお父さんお母さん! ちょっと待ってください!

アメリカの道端を席巻しているセルフバランスのスケートボード。たくさんの若者が乗りすぎて、ご近所に迷惑をかけているケースもあるかもしれません。しかし、このスケートボードには、そんなご近所問題ではすまないレベルの被害が発生する危険性だってあるんです。そう、例えば家が全焼してしまうなんてことも。

今ではたくさんの安価なホバーボードやSwagway が一般向けに販売されています。それらの多くが、コピーが得意で有名な中国の企業で製造されていて、電子機器が共通して受ける数種の安全テストもクリアしていない状態です。

大きなリチウムイオン電池(その他充電器)は、正しい安全処置が施されていないと非常に危険です。同じ理由で、電子タバコも数年前に姿を消しました。ここ最近、ホバーボードはまったく新しいスケートボードとして爆発的人気を得ましたが、市場を引っ張っていくようなコレ! というような商品はいまだになく、そのせいもあって(危険性の高い)中国製のコピー品が市場に出回っているのです。

これは子どもたちの安全に関する問題だけではありません。先週、ルイジアナ州Lafitteの一軒家が全焼するという事件がありました。火の元はAmazonで買った不良品のホバーボード。さらにイギリスでは、10月にロンドン市消防局が欠陥ホバーボードのせいで3件の民家火災に出動しました。

これは一部の商品に限った話ではなく、イギリスのTrading Standardsが12月3日、港と空港で1万5000個もの不良品のホバーボードを押収したというのです。当局が言うには、そのうちの88%が基本的な電子機器の安全基準に適合していないことが判明したということです。そのほとんどがヒューズ、プラグ、もしくは充電器に欠陥があったとか。

爆発する危険性のあるホバーボードからご自身を守りたいのなら、気をつけるべき点がいくつかあります。最も重要なのが、デバイスと充電器がきちんと国際基準に準じているかを確かめること。EUでは、販売されるすべてのデバイスにはCEマークを付ける義務が課せられているので安心ですが…。そういった判断基準がない場合は、有名な販売元から購入するというのも1つの手です。

もっと言うなれば、明るい未来あるお子さんに普通のスケートボードを買ってあげましょう。それかバック・トゥ・ザ・フューチャー2の商品、もしくは本物のセグウェイってのもアリです。セグウェイはともかく、これなら不良品のホバーボードを買うよりもずっと安く済むし、なにより爆発のリスクをずっと減らしてクリスマスを過ごせますよ。

Chris Mills - Gizmodo US[原文

(SHIORI)