ハイパーループのテストトラック、ラスベガスの外れに建設中

ハイパーループのテストトラック、ラスベガスの外れに建設中 1

2016年、始まります。

新しいタイプの超高速鉄道実現を目指すハイパーループ・テクノロジーズが、ノースラスベガスにテストトラックを作る計画を発表しました。そのテストは来年早々にも始められようとしています。ちなみにハイパーループ構想はイーロン・マスク氏によるものですが、彼はハイパーループ・テクノロジーズとは直接関係ありません。APはこう伝えています。

そのテストはラスベガスの北東15マイル(約23km)ほどにある工業団地の一角に1kmのトラックを設置して行なわれ、電気モーターを時速300マイル(約480km)で走らせる。ハードウェアは今月そろう予定で、テストは来年の早い時期を計画している。

ハイパーループでは、真空のチューブを使ってポッドに収めた貨物や人間を時速750マイル(約1200km)で走らせようとしている。風の抵抗がほとんどないためほぼ音速での走行が可能になり、ロサンゼルス・サンフランシスコ間の400マイル(640km)も1時間で移動できる。

カプセルは薄い空気のクッションの中に浮かび、磁気引力と太陽電力を使って、ほぼ真空のチューブの中を高速で移動する。

でもこのテストトラックって話、どっかで聞いたような?と思ったら、ハイパーループ・トランスポーテーション・テクノロジーズという別の会社もあり、そちらも2016年にテストすべく、ロサンゼルスのちょっと北でトラックを作っているんです。

という具合に、ハイパーループをめぐっては開発競争が繰り広げられています。2013年にアイデアを発表したイーロン・マスク氏も、SpaceXを通じてテストトラックを建設したり、ポッドのデザインコンペを開いています。

真空のチューブに入って超高速で移動、というアイデア自体まだ検証されていませんが、複数の会社が競うことで全体の進捗もスピードアップしている感じです。今すぐラスベガスでハイパーループに乗れる、というわけではなく開発にはまだまだ時間がかかるはずですが、本腰が入ってきたみたいでワクワクします。

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source: APTechInsider

Kate Knibbs-Gizmodo US[原文

(miho)