その名も「イスラム国運営の基本方針」。ISISの建国マニュアルがリーク

その名も「イスラム国運営の基本方針」。ISISの建国マニュアルがリーク 1

現代社会が抱える最大の課題ともいえる、中東情勢とISIS。自らを「イスラム国」とも名乗る彼らは、世界中のあらゆるところで無差別テロを起こしている過激派組織です。

イギリスのガーディアン紙が報じたところによると、そのISISの建国マニュアルともいえる、とある文書がリークしたそうです。24ページにのぼるその資料には、彼らがイラクやシリアにおいて、いかに独立した経済共同体を成し、どのような独立国家になろうとしているかなどが記載されているとのこと。

イスラム国運営の基本方針」と名付けられたそのマニュアルは、昨年の7月から10月の間に書かれたものだと見られています。政府中枢機関や国庫の役割、石油とガスの中央コントロール、外交術、それに、いかに彼らのプロパガンダを狂信的に支えるテロリストを生み出すかについて詳述されており、ISISがますます強固な組織となるための多くの記述がなされているとのこと。

ガーディアン紙によると、例えばISISがいかに自らの兵力を強化するかについては、以下のように記述されているそうです。

ISISには大きく分けて2つの部隊が存在し、上位に位置する部隊の隊員は、毎年1度、2週間に渡る「武器や軍事技術の最新技法」と呼ばれる講習の受講が義務付けられている。そこでは、最新軍事技術の習得はもちろん、彼らが「敵国」に対していかに大きなアドバンテージがあるか、などを教えこまれる。

ISIS内で交わされている同種の文書は全部で30ほどあるといわれ、今回のものはその1つ。そこには、我々が予想しているよりも遥かに洗練された組織があるのかもしれません。

screenshot via The Guardian

source: The Guardian

Jamie Condliffe - Gizmodo US[原文

(渡邊徹則)