ブラックフライデーに隠された都市開発のヒントとは?

ブラックフライデーに隠された都市開発のヒントとは? 1

土地が広いって羨ましいけどさ。

クリスマスなど年末への準備が一気に始まる、感謝祭(Thanksgiving)の翌日金曜日といえば、ブラックフライデーと呼ばれ、1年間で最も消費が高まる日と言われています。このブラックフライデーを通して、土地の使い方を考えさせられるハッシュタグがありました。

アメリカのショッピングモールやスーパーで、アメリカらしいことの1つに広大な駐車場があります。お客さんがたくさん来ても問題なしとばかりに、ひろびろーっとどこまでも続く駐車場が設けてありますが、これ本当にこんなに必要なのでしょうか。疑問の声を投げかけるのはハッシュタグ#BlackFridayParkingです。バカでかい駐車場を作るよりも、公園や住居、クリーンエネルギー施設など、もっと土地を有効に使えるのではないかと問うもので、本当に広大な駐車場は必要かどうかをこのハッシュタグ下で考えようというのです。#BlackFridayParkingとは、つまりショッピングが最も盛り上がるブラックフライデーですら駐車場が満車にならないならば、ここまで広い駐車場はいらないだろうと言いたいわけです。近所のモールなどにでかけて、駐車場の写真をハッシュタグとともにポストしてみてねという運動が行なわれましたが、さて結果は。

#BlackFridayParking at Super Target in #Shreveport #Louisiana. Maybe 60% full.

A photo posted by perko (@perko) on

全米のあちこちで満車にはほど遠い駐車場状況がポストされました。これは土地の無駄遣いなのでは…。問題なのは、市や街によって、施設の大きさに応じて最低〇〇台の駐車場を確保しなければならないというルールが定められている場合があること。その結果、緑を植えるなど有効活用できるかもしれない土地は、広大な駐車場としてほぼ利用されることなく、無駄なスペースとなってしまうことも。ネタ元のStrong Townは、このような状況を#BlackFridayParkingのタグを利用して伝えることで、都市開発のヒントになればと考えているわけです。Strong Townでは、この無駄を理解し、駐車場最低設置台数のルールを撤廃した街も、参考として地図表示しています。

廃墟や古くなった施設を、新しく生まれ変わらせるというのは、最近の都市開発でよく見られる手法です。使われない駐車場も、言ってみればそれは廃スペース。土地を有効に利用できているか、それもまた優れた市政の見せ所ですよね。

source: Strong Towns: #BlackFridayParking

Alissa Walker - Gizmodo US[原文

(そうこ)