日付だけじゃない。2016年は壁掛けカレンダーで宇宙を感じる

日付だけじゃない。2016年は壁掛けカレンダーで宇宙を感じる 1

カレンダーはスマホで十分だと確信めいていたのですが、しっかり次世代的に進化しつつあったみたいです、最近のカレンダー事情

来たる2016年に向けて買うか買わないかは抜きにして、是非とも注目したいのがAnaptárのカレンダー。一見、なんとなくデータビジュアライゼーションのようにも見えますが、米Gizmodo記者は「スマホ時代に失ったアートの欠片だ」と、オフィスに飾ってもう手放したくないなんて言っています。

たしかに何故だか円形だし、今まで見たことのあるカレンダーとはちょっぴり違いそう...。一体Anaptárカレンダーとは、どんなものなのでしょうか?

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German Design Award 2016にノミネートされ、Red Dot Award 2015では優勝を手にしたAnagraphic社によるAnaptárカレンダー。手掛けたのはグラフィック・デザイナーのAnna Farkasさんです。

反時計回りに進む1年分の日付が特徴で、そのなかには主要な休日やサマータイム、春分や秋分などの分点、夏至や冬至といった至点など季節的に重要な日のほか、新月から満月までの月齢、日の出から日の入りまでの日照時間、水星、金星、火星、木星、土星、天王星、海王星、そして冥王星も含む太陽系天体の位置、さらには北半球の星の動きなんて情報まで記載されているのだそうです。

個人的には、これら全ての情報が円のなかに上手く収まるよう計算されたデザインに感動しちゃいます。しかも眺めれば眺めるほど、他にもまだまだ情報は出てくるみたいですよ。Anaptárカレンダーを手にした米Gizmodo記者でさえ、まだ全てを把握していないと語っているのだから、他にどんな情報が含まれているのかちょっと気になっちゃいます。

カレンダーに載る情報は場所によって変化するものなので、年ごとに違うバージョンが作られています。現在オンライン注文できるのは、ベルリンブダペストロンドンニューヨークウィーンコペンハーゲン版。TOKYO版は残念ながらありません。

これまでほとんどの人にとって、カレンダーとは日付や予定をチェックするためのツールでした。そんなかつての常識をはみ出しながら進化するスマホ時代の卓上&壁掛けカレンダー。目の前にある小さな出来事に追われがちな日常で、ふとカレンダーを目にしたときに、宇宙の壮大さを感じられる...ちょっとした現実逃避みたいで素敵なアイデアですよね。Anaptárカレンダーに限らず、スマホの陰で進化しつつある次世代カレンダーの未来に要注目です!

Maddie Stone - Gizmodo US[原文

(Rina Fukazu)