懐かしすぎる…! あの頃のインターネットを体験できるウェブサイト誕生

懐かしすぎる…! あの頃のインターネットを体験できるウェブサイト誕生 1

Netscape Navigatorのアイコンにあふれる思い出、プライスレス。

昔のインターネットを覚えてますか? このたび誕生したOldweb.todayは、レトロなブラウザと長~い読み込み時間をばっちり再現して、黎明期のインターネットを思い出させてくれるウェブサイトです。

Oldwed.todayを開発したのはIlya Kreymer氏とDragan Espenschied氏、そしてニューヨークのメディアアート支援団体のRhizome。当時のブラウザを選んで日付を指定しURLを入れると、その当時のものに最も近い、古いグラフィックに彩られたアーカイブ版ウェブサイトが見られます。

懐かしすぎる…! あの頃のインターネットを体験できるウェブサイト誕生 2

早速、2006年の米GizmodoをNetscape Navigator 3.04で見てみたところ、JavaScriptのエラーがぼこぼこ出てきて、最後には「エラー多すぎ」とブラウザが降参。Internet Explorer 4.01で試してみたところ、8分もの読み込み時間がかかりました。なんとも懐かしい雰囲気のウェブサイトに、思わずあの頃を思い出して恥ずかしい気持ちになったり、にやりとしたり。

さて、Oldweb.todayは何を狙っているんでしょう? 開発者のRhizomeは、古いデザインに触れることが、現代のウェブデザインとアプローチがどのように変わってきたかを考えるきっかけになればいいなと考えているようです。

現代のウェブブラウザは、「クラウド」をただの外付けハードディスクのようにユーザーに使ってもらえるよう、デスクトップのビジュアル環境に統合して目に見えないものになろうとしています。

しかし1990年代には、ブラウザのデザインはまったく逆のアプローチをとっていて、旅に出る気分になるようなアイコンが使われていました。Netscape Navigatorはそのアイコンに船の舵を使い、「サイバー」が頭につく世界への航海の出発地となっていたわけです。Internet Explorerも、ユーザーを世界旅行に連れ出すような地球デザインのアイコンを使っていました。

こういった画像は、ウェブが「リアル社会」とまったく違う場所だというイメージを作り出し、普通の法律や税金が適用されない場所というアイディアを補強するものになったわけです。

なるほど、そんな狙いがあったんだ…とOldweb.todayでページを読み込んでいるうちに、いろんなことを考えてみたり、思い出してしまいました。そんな時代を知らないであろう若者に見せて、「昔のネットはこんなに遅かったんだよー」と話のタネにしてみてもいいかもしれないですね。

source: Oldweb.today, Rhizome

Kaila Hale-Stern - Gizmodo US[原文

(conejo)