美しさに絶句! タイムラプスで見る電波天文台と空景

美しさに絶句! タイムラプスで見る電波天文台と空景 1

赤外線で観測を行うジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡を使って宇宙の謎の解明を試みようとしている今、電波天文学は少し時代遅れだと思われるかもしれません。電波を使用した地球外知的生命体探査には食指が動かなくとも、北米各地の電波天文台と移りゆく空の様子を撮ったこの美麗な映像は見るに値します。

DISHDANCEは、都市部の光害に汚されていない夜空そのものの美しさを啓蒙しようとする取り組みSKYGLOWプロジェクトの一環として、天文写真家のHarun MehmedinovicさんとGavin Heffernanさんが制作した動画です。電波天文学者は光学天文学者ほど人工的な光を気にしませんが、そういっても天文台の建設地には人里離れた、空の澄んだ場所を好むそうです。「こういった電波天文台の立地は、素晴らしい夜空が見えるロケーションでもあるので行ってみたんです。特にウエストバージニア州グリーンバンク市、それにニューメキシコ州のVLA(超大型干渉電波望遠鏡群)は絶景でした」とMehmedinovicさんは米Gizmodoへのメールに綴っています。

美しさに絶句! タイムラプスで見る電波天文台と空景 2

都市の光害と星空を組み合わせた、同プロジェクトによる動画SKYGLOWについては以前取り上げたとおり。アメリカ各地にある電波天文台をタイムラプスで収めた今回の動画は、郊外の雄大な空を堪能する作品になっています。ただ美しいだけでなく、パラボラアンテナの動きがピクサーの電気スタンド、ルクソーJr.のように見えてくるから不思議です。

SKYGLOW: DISHDANCE from Sunchaser Pictures on Vimeo.

次から次へと出てくる景色に目を奪われますが、根底にあるのは光害に対する問題意識です。DISHDANCEから抽出した静止画は、SKYGLOWが2016年5月の発売に向けてクラウドファンディング中の書籍に収められるとのこと。

Maddie Stone - Gizmodo US[原文

(たもり)