Uberがレンタカー会社と提携。車を持ってなくてもUberドライバーになれる。一部で批判的な意見も

Uberがレンタカー会社と提携。車を持ってなくてもUberドライバーになれる。一部で批判的な意見も 1

どこまでもUber。

またですかと思うほどあれこれやっているUberが、これまた新サービスです。レンタカー会社Enterprise Rent-A-Carと提携して、レンタカープログラムを始めます。まだ本始動というわけではなく、コロラド州デンバーの街でただいまテストもかねて限定展開中。ただ、これ普通のレンタカーではありません。Uberドライバーになりたいけれど、車持ってないしなーという人のためのレンタルプログラムなのです。つまり、仕事道具がない人には貸してやるから、仕事しないか?ということです。

Uberドライバー専用レンタカープログラムは、1台週210ドル(税抜き)。Uberサイトにある本プログラムページから登録します。ドライバー登録できれば、Enterpriseの本プログラムページから車を予約。この時、500ドルのデポジットを支払う必要があります。また、初期登録費用としてこれまた40ドル必要。

ということは、まず始めに、40ドル+500ドル+210ドル(1週間分)=750ドル(約9万2500円)かかるということ。この他、1ヶ月での走距離が2800マイル(約4500キロ)を超えると、1マイル0.25ドル(約30円)の追加料金がかかります。もちろん、車を返す時にデポジット500ドルは(何事もなければ)戻ってきますし、1週間でUberドライバーとして儲けをだすこともあります。

しかし、Uberのこのやり方に対して、一部メディアからは疑問視する声も。米Gizmodoも「UberとEnterpriseは儲かるだろうが、仕事としてはひどい」「Uber初心者のドライバーや、客の少ない週だと、マイナスになる。Enerpriseに借金することになりかねん」とプログラムに批判的です。保険料も利用料に含まれていますが、米Gizmodoはこれも「良心的な価格設定とは思えない」と異議を唱えています。

Uberドライバー獲得のため、車を持たない人々にリーチしようとするのは、今回が初めてではありません。昨年は、ゼネラルモーターズや車のローンを取り扱うSantander Consumer USAと提携し、Uberドライバー向けの車ローンプログラムを行なっていました。しかし、このプログラムは、提携企業にサブプライムローン問題で国の捜査がはいった後、失敗に終っています。

サービス拡大のため、ドライバー数増加に躍起になっているような。もっと言えば、儲けに走り過ぎているような。あれこれプログラムやらサービスをとにかくテストしてみてから、精査し取捨選択していくつもりなのでしょうか…。ちょっと不安を感じるUberプログラムではあります。まだ、ベータ段階なので、今後どうなるかはわかりませんけどさ。

Image by Getty

source: Uber

Kate Knibbs - Gizmodo US[原文

(そうこ)