構想3年、第4世代。Z5の「Xperia™のベスト版」ディスプレイは日常で活きる

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Xperiaシリーズの大きな魅力は美しいディスプレイ。特に「Xperia Z5 Premium」に搭載された4K※ディスプレイは、これまでの写真・動画視聴体験を一つ上の次元に進めるほどのインパクトがあります。

さらに、その美しいディスプレイを安心して使う防水機能もXperiaシリーズにはあります。うっかり水没させてしまったときの安心感は言うまでもなく、急な雨や、水に濡れやすいキッチン、お風呂での暇つぶしなど、防水機能が役立つシーンは日常のあちこちに転がっています。

ところで、Xperia Zシリーズは初代である「Z」から最新モデルである「Z5」にいたるまですべて防水を実現していますが、代が進むごとに着実に進化していることをご存知でしょうか。それもこのディスプレイだからこそ防水が活きてくるのです。防水なんだからどれも同じ、ではなく、ディスプレイで活きる防水とは? Xperia Z5におけるディスプレイの進化について、デバイスデザイン部の尾崎さんにお話を伺いました。

※水平3,840画素×垂直2,160画素(SID規格に基づく)

「指」と「水」と「水のついた指」を見分けられるようになったXperia Z5

ギズモード編集部(以下ギズ):Xperiaといえば強力な防水機能も魅力のひとつです。一度使うと非防水のスマートフォンに戻れなくなるほど快適ですが、今回の「Z5」では防水がさらに進化したと伺いました。といっても、今までの防水が不完全だったわけではないですし、いったいどこが進化したのでしょうか。

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尾崎さん:実は防水にも世代があるんですよ。もちろん水を防ぐ機能は変わらないのですが、進化しているのはディスプレイ上で「水と指を見分ける機能」なんです。たとえば、お風呂でスマートフォンを使用される場合、水がディスプレイにつくと誤作動したりしませんか?

ギズ:ああ! よくあります。だから防水といってもなるべくお湯にはつけないようにしていますね。

尾崎さん:なぜ水で誤作動するのかというと、水も指も電気を通すからなんです。タッチパネルにはつねに微弱な電流が流れていて、電気を通すもので触ると「どこに触れたか」がわかるという仕組みです。ところが水も電気を通すため、タッチパネルが指と間違えてしまうんですね。これが誤作動につながっていました。Xperiaでは「Z3」から水と指を見分けられるようになり、水での誤作動の心配がなくなりました。

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天気が変わりやすい山のキャンプ、やっかいな霧雨が降ってきても大丈夫

ギズ:それはすごいですね。その後もさらに進化を?

尾崎さん:はい。次に取り組んだのは「水のついた指」です。単なる水ならタッチパネルは反応してはいけませんが、「水のついた指」は指なので、タッチパネルは反応しないといけません。これを見分けられるようになったのが「Z4」です。そして、今回の「Z5」では、その精度がさらに向上しています。

ギズ:なるほど。単に「水ならすべて無反応」にすればいいというものでもないのですね。

尾崎さん:そうなんです。水とひとくちにいってもいろいろなんですよ。たとえば霧吹きで吹きつけた水と、水道水などの流水ではまったく動きが違いますよね。特に流水は指に近い動き方をするので、見分け方がとても難しいのです。

ギズ:言われてみれば水ほど自由に動くものもないですからね。

尾崎さん:テストのためにXperiaに水をかけてはゲームアプリを動かしましたね。周りから見ると遊んでいるようにしか見えなかったと思いますが(笑)。

ギズ:たしかに(笑)。そういえば防水機能って、本来は水没などで壊れるのを防ぐための機能で、水に濡れた状態で操作するための機能ではなかったですよね。

尾崎さん:そうですね、最近は水に濡れていても関係なく操作したいというお客様からの要望があります。

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単純な防水から水と指を見分ける防水、濡れた指を見分け、さらに精度を上げた第4世代の防水ディスプレイがZ5に搭載されている

Xperiaの美しい画面の秘密は「ブラビア®」の技術にあり

ギズ:時代と共に使い方も変わってくるということでしょうか。ところでタッチパネルといえば、ディスプレイそのものについてもぜひお話を聞かせてください。今回、「Z5」になって、さらに写真や動画が美しく表示できるようになったとのことですが…。

尾崎さん:はい。Xperiaではこれまでも「ブライト&ビビッド」をキーワードにしているのですが、今回の「Z5」では色のチューニングを変更して、より明るく鮮やかに色が表示できるようになっています。

ギズ:チューニングというと、具体的には?

尾崎さん:色を拡張する際、これまでは「この色はこんなふうに強調する」というパラメータが限定されていました。たとえば南の島に行って撮った「エメラルドグリーンの海」の色などは再現が難しかったのです。それが「Z5」では処理能力の向上などによって、色ごとにより細かく強調のパラメータを設定できるようになりました。これはソニーのTV「ブラビア®」の技術を使っています。

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きれいに撮った写真は、きれいに見せたい

ギズ:ブラビア®の綺麗な画面がスマートフォンに入っていると考えるとすごいことですね。

尾崎さん:ええ。たとえば真っ赤なトマトなどを表示すると、よくわかると思いますよ。色彩能力ならブラビア®は自信があります。明るさを出しながら色も出せているのです。Xperiaで体感してほしいですね。

実は難しい「明るさ」と「鮮やかさ」の両立

ギズ:素朴な疑問ですが、ブライト&ビビッド、つまり明るさと鮮やかさを両立するのは難しいことなのですか?

尾崎さん:実はそうなのです。色を鮮やかにするためには、光を色の濃いカラーフィルターに通してやる必要があるんですね。ところが、色が濃いということは、それだけ光を通しにくいということにもなるので、明るさは失われてしまいます。ここはパネル設計の段階からパネルメーカーさんとしっかり設計思想を合わせることで実現できたところですね。

ギズ:なるほど。ディスプレイは本当に、とても綺麗になりましたよね。

尾崎さん:ディスプレイの美しさについてはほかにも理由があって、従来はタッチパネルにガラスではなくフィルムが使われていたのです。そのため画面が少し黄色がかってしまうことがあったのですが、今はガラスが主流ですから、ディスプレイの特性をそのまま生かせるようになりました。ガラス自体も薄くなっていて、ディスプレイとの距離を感じないと思います。

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焚き火を囲みながら撮った写真をみんなで見る。大事な時間。

ギズ:そういえば昔はガラスから奥にあるディスプレイまで、ちょっと距離を感じることがありましたね。ガラスとディスプレイが別物なんだってことを意識させられていました。

尾崎さん:ガラスが分厚かったからですね。今はそういうことを意識させないよう、できるだけガラスは薄くしています。

ギズ:ディスプレイといえば、応答速度もどんどん速くなっていますよね。昔のAndroidとくらべて今はタイムラグを感じなくなりました。

尾崎さん:ディスプレイの表示がどう決まるのかというと、指で触ったことをタッチパネルからディスプレイ、ディスプレイからさらに奥へ…と伝言ゲームのようにどんどん伝えていき、今度は逆に中枢部から「どう画面を表示するか」という情報を伝言ゲームでディスプレイまで返していくという仕組みになっています。このスピードが遅いとタイムラグが感じられるのですが、現在は処理速度が高速になったことで、タイムラグが発生しなくなりました。

構想3年、いくつもの課題を解決して実現できた最高の「4K」ディスプレイ

ギズ:「Xperia Z5 Premium」についても聞かせてください。4Kディスプレイが話題ですね。

尾崎さん:構想自体は2~3年前からあったのですが、どう見せるかという部分と、4Kという大きなデータをどう処理するかが課題でした。今回、やっと納得のいくものができたので発売することができました。

ギズ:見え方というと?

尾崎さん:ディスプレイはLEDのバックライトを照らして表示するのですが、4Kディスプレイは画素数が多いため、一つひとつの「画素」のサイズが小さくなり、光が通りにくいのです。明るくするだけならバックライトを単に強く光らせるという手もありますが、今度はバッテリーが消耗しますし、LEDの耐久性の問題も出てきます。そこで、一定の光量をいかにすべて通すかということに注力して、バッテリー駆動時間はそのままに4Kディスプレイを実現することができました。

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4K解像度の写真を拡大したところ。細かい描写もしっかり映し出す

ギズ:データ量もかなりのものですよね。

尾崎さん:純粋にやろうとすると4倍になりますね。スマートフォンではディスプレイと中枢部をデータがいったりきたりすることで画面を表示するのですが、4Kのデータをそのままやりとりすると大変なことになるので、データを圧縮してから送信し、復元するという作業を内部で行っています。圧縮しても画質をキープできる技術を確立できたことで、データ量の問題も解決したのです。

ギズ:4K以外に「Z5 Premium」ならではの画質のポイントはありますか?

尾崎さん:どうしても4Kが前面に出てしまいますが、画質に関してもこれまでのXperiaのベスト版といえるものになっています。たとえば偏光板に特殊な処理をすることで、画面を斜めから見たときの黒の沈み方が美しくなっており高級感が出ています。正直、カタログスペックとしては出しにくいところですし、それなのにコストもかかるので「そこまでやらなくても」という声もあったのですが(笑)、やはりプレミアムですから最高のディスプレイを目指しました。

日常で使うものだからこそ、Xperiaを選ぶ

ディスプレイの美しさと強力な防水機能に関しては以前から定評のあったXperia Zシリーズですが、「Z5」ではさらに驚異的ともいえる進化を遂げています。特に「水のついた指」を検知する精度が上がったことで、「水没しても壊れないスマホ」から「水のある環境でも安定して使えるスマホ」へと使い勝手が向上。写真や映像をできるだけ綺麗に見たいというニーズと合わせて、現代人のライフスタイルによりマッチしたスマートフォンが誕生しました。

今や日常生活の一部になったスマートフォンだからこそ、少しのストレスも感じずに使いたいところ。それが「Xperia Z5」の目指す方向性なのです。

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source: ソニーモバイル

(山田井ユウキ)