アップル自動車「Titan」の責任者、このタイミングで退社へ…

アップル自動車「Titan」の責任者、このタイミングで退社へ… 1

まさか、引き抜きじゃないよね?

昨年のロイターウォール・ストリート・ジャーナルの報道から広く知られ、さらにはテスラCEOのイーロン・マスク氏に「公然の秘密だよ」なんて言われてしまったアップルの電気自動車プロジェクト「Titan」。アップルが自動車製造に乗り出すと聞けば、誰でも「おお!?」となってしまいますが、どうもここにきて同プロジェクトの雲行きが怪しくなっているようです。

ウォール・ストリート・ジャーナルの報道によると、アップルで自動車プロジェクトを率いていたとされるSteve Zadesky氏が同社を去るというのです。同紙によれば、退社は「個人的な理由」が原因とのこと。個人的な理由…いったい何があったのでしょう。

ただ、彼の退社はアップルのプロジェクトに大きな影響を与えるはずです。同社の計画が遅延する可能性はもちろん、万が一「他社からの引き抜き」にあっていたとしたら目も当てられません。

現在自動車の先端分野での技術開発は企業間で競争が激化しており、電気自動車で先行するテスラモーターズはいち早く自動運転プログラムの配布を開始しました。また、グーグルも長らく自動運転に取り組んでおり、フォードと共同で自動運転車の量産に取り組むとの報道もあります。アップルのプロジェクトリーダーなら、他社は喉から手が出るほど欲しいはず。例えばCEOがロケット大好きなあの会社とか、ね。

ウォール・ストリート・ジャーナルはその他にも、アップルがあまり現実的ではない締め切り目標を開発チームに強いていた、とも伝えています。もしかしたら、アップルは先行するテスラモーターズやグーグルの動きを見て焦っているのかもしれませんね。

source: Wall Street Journal via The Next Web

(塚本直樹)