災害救助ロボットATLAS、掃除もこなす

掃除機のヘッドの角度を足で直したり、人間みたい!

2015年に開催されたDARPAロボティクス・チャレンジでは、災害救助用ロボットATLASをプラットフォームとした数々のロボットが災害現場を想定した課題に取り組みました。たとえば車の運転、がれきの除去、階段を登る、などなどです。でも我々がロボットにやってほしいことといったら、もうひとつ期待しているのは面倒な家事ですよね。でも今、ATLASがついに家事を学びつつあるんです。

ATLASをハウスキーパー化しているのは、DARPAロボティクス・チャレンジで2位に入賞したフロリダ大学人間・機械認知研究所(IHMC)です。彼らが少しずつATLASに家事を教えたおかげで、ATLASはもう、床を掃くことだってできるようになったんです。

脚立をたたんで、適切な場所に移動してから再度開くこともできます。

掃除機は、電源スイッチを入れるところから人手を使わずに可能です。

ただIHMCでは、家事ロボットを作る目的でATLASに家事を教えているわけではないそうです。ATLASはコードのアップデートによって不具合が出ていないかどうか確認するために頻繁に動作させなくてはいけません。でもロボティクス・チャレンジでやったような同じタスクばかりやらせていると人間のほうが飽きてくる…というわけで、新たな動作を教えるようになったとのこと。

ただ、ATLASはもう学びすぎてしまったかもしれません。上のGIFでは、紙飛行機を飛ばしていて、「さぼる」ことまで学習してしまったように見受けられます。もちろん下の動画にもあるように、今は「重い物をジャッキで持ち上げる」とか、ちゃんと役立ちそうなことを身に着けつつありますが…。

でも動画の最後では、ブロックを並べた上に木の板を載せて「割るの?」と思わせながら予想外の動き…なんて芸も見せています。やっぱりこのまま行くと、「昼寝」とか「スマホいじり」みたいな余計な技も覚えちゃうんじゃないかと少し心配です。

source: IHMC via IEEE Spectrum

Andrew Liszewski - Gizmodo US[原文

(miho)