長回し、爆発、ズームアウト...オープニングが素晴らしい映画ベスト10

映画ランキングは色んなところで色んな人が発表していますが、なかなか皆が認めるランキングっていうのは無いですよね。ではオープニングだけに絞ったランキングはどうでしょうか?

CineFixが映画のベストオープニング10を発表しています。映画ランキングは「なんでこの映画がランキング入りしたの?」と疑問に思うことがありますが、こちらのビデオはオープニングの手法ごとに丁寧に説明してくれます。

同じ手法を使った映画オープニングを並べて見せてくれるので「だからこれがランキングに入ったのか」と納得できますし、「その手法ならあの映画のほうがすごい!」と議論もしやすいですね。

以下、映画のネタばれが含まれますので注意です。

10位:The Searchers(1956:邦題「捜索者」)

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オープニング手法:シンメトリー

絵的にシンメトリー(対称)になっているというわけではなく、物語の始まり終わりのシーンが対応しているということだそうです。女性がテキサスの荒野に向けてドアを開けている左のシーンがオープニング、右がエンディング、と確かにシンメトリーになっていますね。

第9位:Raging Bull(1980:邦題「レイジング・ブル」)

第8位:Apocalypse Now(1979:邦題「地獄の黙示録」)

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オープニング手法:絵の圧倒的な美しさ

これは説明する必要はないですね。ただ「こっちのオープニングのほうが美しい!」という異論もたくさん聞こえてきそうです。同じカテゴリーのオープニングとしては「ブレードランナー」や「時計じかけのオレンジ」なども紹介されています。

第7位:Star Wars: A New Hope(1977:邦題「スター・ウォーズ/新たなる希望」)

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オープニング手法:物語の途中からいきなり始まる

ストーリーの最初から見せてくれる映画もあれば、オープニングでいきなり何かの事件の真っ最中だったりすることもあります。「スター・ウォーズ/新たなる希望」ではいきなり宇宙船が大きな宇宙船に追いかけられているところから始まります。何が起きているのか、誰が誰をどんな理由で追いかけているのか、全く分からなくても観客は映画に一気に吸い込まれてしまうわけですね。同じ手法には「ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!」などが挙げられています。

第6位:Contact(1997:邦題「コンタクト」)

オープニング手法:宇宙

手法...と言えるのかはわかりませんが、CG技術の発達で宇宙を舞台にした映画はずいぶんと増えました。宇宙を舞台にしてない映画でも最初に宇宙のシーンが入ったりもしますよね。壮大な宇宙全てを映像と見事な音響で見せたあと、主人公に戻って来ることで主人公の宇宙への憧れを視覚的に観せた「コンタクト」がピックされています。

第5位:Fight Club(1999:邦題「ファイト・クラブ」)

第4位:Day for Night/La Nuit américaine(1973:邦題「アメリカの夜」)

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オープニング手法:物語の絶妙なネタバレがオープニングに使われる

映画を最後まで見て初めてオープニングの意味がわかる、けれど最初に見たときはネタバレにはならないという仕組み。同じカテゴリーにはもちろん時間軸を巧みに操った映画「メメント」から「裏窓」といった古典まで含まれています。

第3位:Flowers of Shanghai(1998:邦題「フラワーズ・オブ・シャンハイ」)

オープニング手法:長いワンシーン

「フワラーズ・オブ・シャンハイ」のオープニングシーンはなんと9分の長さ!それでも退屈せずにその映像と美しさと群像劇の自然さに飽きずにずっと見られるという素晴らしさが理由だそうです。

第2位:The Player(1992:邦題「ザ・プレイヤー」)

第1位:Touch of Evil(1958:邦題「黒い罠」)

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オープニング手法:長回し

映画「黒い罠」は車に時限爆弾が設置されるところからの長回しで始まります。いつ爆発するのかとハラハラしながら観客は画面を見つめるしかないという見事なオープニングになっています。興行的には失敗したものの、そのあと長い時間をかけて映画通の間でカルト映画としての人気を誇っています。

以上、Cinefixの映画のオープニングベスト10でした。皆さんの心に残っている映画のオープニングは何ですか?

source: Top 10 Opening Shots of All Time via YouTube

Casey Chan - Gizmodo SPLOID[原文

(塚本 紺)