コウモリから感染する病気の分布図

2016.01.19 17:00
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エボラ出血熱のアウトブレイクも記憶に新しいところ。

エボラ出血熱や狂犬病などの病気の発生源がコウモリなのではないかと、証明されてはいませんが疑われています。この分布図ではどこで感染が多く突発し、どの病気がコウモリから人間に感染したものかを表しています。2014年にエボラ出血熱が発生した地域もみられますね。

ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドン、ロンドン動物学会、エディンバラ大学が1900年から2013年に発行された情報をもとに、共同でこの分布図を完成させました。American Naturalist紙によると、「病原体の多さ」(コウモリによって運ばれるウィルスの数)、「伝染の機会」を含む感染の主な原因は、人間とコウモリが狩りの際に特によく接触するエリアで起こっているというのが顕著であるとのこと。


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上の分布図はそれぞれの地域でどんなウィルスが流行しているかを示したもの。Filoviridae(エボラを含むフィロウィルス)やFlaviviridae(黄熱病を含むフラビウィルス)、さらには比較的被害は少ないけれど、特に子供のひどい下痢の原因となるレオウィルスまで記載されています。

研究者たちは今回作成した分布図が感染発生の早期発見や感染防止につながればと考えているとのことです。


Source: Quantifying Global Drivers of Zoonotic Bat Viruses: A Process-Based Perspective

Esther Inglis-Arkell - Gizmodo US[原文
(リョウコ)

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