この土星の写真に、3つあるはずの衛星が...1つ足りない?

この土星の写真に、3つあるはずの衛星が...1つ足りない? 1

大の宇宙好きも初心者も関係なく、これは見つけられない...!

画像のなかで、水平に広がる土星の環。その近くで明確に映っているのは、土星の衛星であるエンケラドゥスレア。ただひとつだけ、アトラスの姿が見当たりません。どこに隠れているのでしょうか?

2015年9月24日、NASAの土星探査機カッシーニに撮影されたこの写真。それぞれの衛星から100万~200万マイル離れている瞬間に撮影されたので、本来なら映り込んでいて良いはず。

この土星の写真に、3つあるはずの衛星が...1つ足りない? 2

その決定的な理由は、それぞれの衛星のサイズにあったようです。レアは直径1,527km、エンケラドゥスは直径504km、そしてアトラスはたったの直径30kmという大きさ...というか小ささ。写真のなかでの相対的なサイズを比較すると、それぞれ95ピクセル、60ピクセル以上あるレア、エンケラドゥスに対して、アトラスは2ピクセルという大きさで映り込んでいるのでした。これじゃあ探してもなかなか見つからないわけですね...。

さて、過去11年間の沈黙を続けてきたカッシーニ土星探査機ですが、その間に撮影された神秘的な写真も公開されていたりして、改めて気になるのがその近況。

現在は土星システムの旅を終えつつありますが、2017年の巨大ガス惑星への最後の旅に向けて、今年はこれまで以上に大胆な軌道力学上の偉業を実現してくれるようです。新たに撮影される写真からどんな宇宙の世界を見せてくれるのか、期待を込めつつ気長に待ちましょう。

image: The unilluminated side of Saturn’s rings from 0.34° below the ring plane including the moons Enceladus, Atlas, and Rhea.

image credit: NASA

Mika McKinnon - Gizmodo US[原文

(Rina Fukazu)